初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

異常気象と株価

2014-02-28 15:58:21 | 株・いろいろ
 アメリカのニューヨークなど東海岸ではもの凄い寒波、

 経済活動もを影響を受け、株価も下げる要因となっています。

 異常気象がもたらす経済活動の変化には、

 このようにマイナスとなるものが多いのですが、

 中には、自社製品の売り上げ増につながる異常気象もあるのですね。

 ちょっとレベルが違うかもしれませんが、

 昔?私が証券会社の事業法人部にいたころを思い出します。

 私は、あるアンテナ会社を担当していました。

 毎年、秋の台風シーズンになると、その会社の雰囲気が変わります。

 テレビアンテナの被害が大きいほど、その会社では・・・・

 それを話題にすることは“ご法度”でした。

 こんなことは今でも沢山?あるのでしょうね。

 

 

消費者信頼感指数の見方

2014-02-27 09:49:04 | 株・いろいろ
 消費者信頼感指数は数値の振れが大きいので、

 ある月のデータだけ見ても状況を掴むことはできないのですね。

 せめて?3か月分の動きを見て、

 なにかの傾向が読み取れるかどうか、ということと、

 ほかの経済指標(耐久消費財の売上とか銀行融資残高とか)と合わせて利用することが大事だそうです。

 消費者信頼感指数が上がっているとき、ニューヨーク市場の株では、

 例えば、小売業界(スーパーマーケットなど)の株が買われるようです。

 また、消費者信頼感指数が下がっているときは、

 ぜいたく品関連株がウリになる由。

 もう一度言います。

 要するに、ある月の消費者信頼感指数がどうだったか、だけで、

 株が、特に日本株まで上げ下げする、のはナンセンス?

 

 
 

アメリカ人は買い物が好き?

2014-02-26 15:21:43 | 株・いろいろ
 アメリカ人と言ったっていろいろな人がいますが、

 概して、機嫌がいいと買い物をする人種ですって。(笑)

 いま機嫌がいいかどうかを調査している機関の一つが“コンファレンスボード”ですって。

 コンファレンスボードとは民間の調査機関で、

 アンケート調査で、現在と半年後の景況観はじめいくつかの項目について、

 楽観か悲観かを回答し、それが指数化されたものの由です。

 その指数が高ければ経済が順調であると感じており、

 機嫌がいいのだそうです。

 毎月最終火曜日に発表されますが、

 昨日、発表になった数字が市場予想を下回ったとかとかで、

 株式市場も反応がよくなかったようです。

 ただ、この消費者信頼感指数は数値の振れが大きいという、

 欠点もあるそうですからあまり気にしない?

住宅価格と米経済

2014-02-25 09:28:57 | 株・いろいろ
 米経済を歴史的にみると、

 そのカギを握っていたのは住宅販売でした。

 住宅販売好調 ⇒ 住宅価格の値上がり ⇒ 人々は豊かになったと感じる ⇒ 景気の先行きにも前向き

 という流れで、

 収入が増えてもいないのに、買い物が増える ⇒ 個人消費増 ⇒ GDPアップ となります。

 FRBが住宅販売を景気動向の指標として、

 “不況”と判断すると、利下げを行ってきたのもそのためです。

 ただ、最近年では住宅販売が経済回復に対して果たす役割は小さくなっており、

 住宅在庫供給月数(在庫件数÷販売件数)が判断材料になっています。

 この住宅在庫供給月数が短いと、住宅市場は上向きで、

 景気もよくなっていると考えられるのです。

 

米・住宅関連指標の見方

2014-02-24 10:03:24 | 株・いろいろ
 今週は、米国の12月の住宅価格指数などの発表がありますが、

 アメリカにおける住宅関連指標などの意味、指数の見方を整理しておきましょう。

 日本における私たちにとってもマイホームは人生の“夢”ともいえますが、

 アメリカ人にとっても例外ではありません。

 住宅販売を抜きにしてアメリカ経済を語ることはできないと言われる所以です。

 さて、その中でもぜひ注目したいのは「中古住宅販売件数」です。

 中古住宅の販売件数は新築よりも多く、

 住宅市場の大部分を占めているのです。

 「中古住宅販売件数」といっても、販売件数だけではなく、

 まだ売れていない在庫数や、販売価格のデータも含まれています。

 この販売価格が、アメリカ人の消費行動を左右する重要な意味を持っているのですね。

 続きはまた。
 

ナンピンの成功の確率

2014-02-23 14:49:49 | 株・いろいろ
 昨日、ナンピンすべからず、ということについて書きました。

 そこには、プロ投資家の「見切り千両」という哲学?が背景にあるのですね。

 一方、ナンピン大賛成という考え方もあるのです。

 買い下がりの平均投資法について、

 たくさんの手法があるのですから、それを自分なりに勉強をして、

 一定の率、一定の値幅、での買い増しとか、

 ドル平均法を試みるとか、

 押し目買いがダメではない手法に徹するのもいいのでは、というのです。

 ただ、「ナンピンをしたとき」の成功の確率について、

 研究した人はいるのかどうか、不明です。

 やはり、成功・失敗は、

 5分5分ということのようです。
 

ナンピンについての考え方

2014-02-22 17:24:48 | 株・いろいろ
 買った株が大きく値下がりしたとき、

 ナンピン買いをしますか?(売りの場合は逆)

 ナンピンは難平と書いて、平準化する、ならす、という意味ですね。

 これも昔から“相場道”で取り上げられるテーマですが、

 概して「売難平、買難平すべからず」というのが主流です。

 格言の中にも「下手なナンピン スカンピン」なんていうのがあるぐらいです。

 そしてプロの世界でも「しない」というのが普通のようです。

 これは、相場が下げっぱなし(買いの場合)、大きく上げ続ける(売りの場合)

 の損が大きくなりすぎるということの外に、

 始めの買い(売り)が間違っていたのだから、

 「それにはこだわらない」という発想のようです。

 続きは明日また書きます。

相場に関する名言

2014-02-21 09:48:26 | 株・いろいろ
 あなたは相場などに関する格言を信じますか?

 社会が進歩、複雑化し、コンピューター技術が進展し続ける現在ですが、

 相場に関する名言を敢えて取り上げてみたいと思います。

 まずは、株価の周期と主役について:

 株価の周期については、昔から三日、三か月、半年、三年の周期が取り上げられています。

 この周期は、実は「米相場」からきているのです。

 年間周期の四季に相当する期間が取り入れられているのですね。

 米相場の動きが、米の作柄に左右されるように、

 株価の場合は、景気の良し悪しが重要であることは言うまでもありません。

 そして、景気の主役が存在しています。

 景気の主役は、その時々によって異なり、どこかで入れ替わります。

 従って、「景気の主役」の企業株価をどこまで追っていけばよいか、

 周辺の市況データのウォッチは怠れません。

 そこで、相場に関する名言、

 景気の主役につけ

春よ来い♪早く来い♪

2014-02-20 10:34:17 | 生活の中で
 この冬の大雪は本当にタイヘンですね。

 まだ、被害から抜けられていない地域の方々にお見舞い申し上げます。

 暦の上の季節は、昨日(から啓蟄まで)が“雨水”

 空から降るものが雪から雨に変わり、

 氷が熔けて水になる、ころということです。

 ぼつぼつ“春一番”が来る頃でもあり、

 関東の南部では、来週から少し気温が上がる由ですが、

 春の訪れはまだまだ先のようです。

 もう少しの辛抱ですね。

回転日数

2014-02-19 10:00:19 | 株・いろいろ
 信用取引についてはこのくらいにして、今後は折に触れて書きますが、

 最後に一点。私が講演をしているときに出る質問で多いのが「回転日数とは?」です。

 回転日数とは、ある銘柄の信用取引において、

 買ってから売るまで、あるいは、売ってから買い戻すまで、

 一回転するのに何日かかっているかを表したものです。

 回転日数が短いほうが玉整理が進んでいることになります。

 計算式は:

 {(融資残+貸株残)×2}÷(融資新規+同返済+貸株新規+同返済)

 となります。

 それぞれのデータは5日間の平均値をとるのですが、

 取引証券会社で計算していると思いますので、

 お尋ねになったら?