財務諸表を学ぶ(1)バランスシート

 3月期の決算発表シーズンですので、この機会に財務諸表についておさらいしましょう。

 まずは貸借対照表です。バランスシート(B/S)とも言いますね。

 3月の決算日(末日)現在の“財産状態”を示す計算書です。

 つまり、決算日現在、どんな資産を保有しているか、

 その資産は、どのような方法で資金を調達しているのか、

 を1枚の表にしてあります。

 例えば、私たちがマイホームを購入したとします。

 資産としては、土地(2000万円)、家屋(2000万円)、家具・調度品(500万円)、合計4500万円だったとします。

 この資金は、自己資金(1000万円)、会社からの借入金(1500万円)、銀行からの借入金(2000万円)で調達したとします。

 このとき、計算書の表は、左側に土地や家屋、家具・調度品を示し、

 右側に会社や銀行から借りた資金と自己資金を書き入れます。

 左側と右側はバランスしていますね。

 企業の場合は、資産から生み出される“儲け”(損の場合も)がありますが。

 その企業について、次からみていきます。

 

 
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ゴールデンウィーク入りですが

 多くの人にとって楽しいゴールデンウィークに入りましたが、

 経済は休みなく動いています。特に月の始めにはたくさんの経済指標の発表があります。

 わが国の状況:

 ◎3月期の決算発表があります。円安を追い風に、好調見通しが期待できそうです。

 ◎明日(30日)は3月の主要統計が発表されます。

 鉱工業生産指数、家計調査、失業率、新設住宅着工件数ほか。これらにも期待が?

 アメリカでは:

 ◎なんといっても、3日に発表される4月の雇用統計です。 

 100円を前に足踏みしているドル・円相場ですが、どっちに変化させるか。

 100円がでるとすれば今週? いゃいゃ・・・
 
 まァ、ゴールデンウィークを楽しみながら、

 横目で気にしておいてください。

 
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株価のモノサシ(10)世界の主な指数

 日本とアメリカの株価指数について書いてきましたが、

 その他の国の代表的な株価指数は:

 英国は FTSE100 採用銘柄数は100

 ドイツは ドイツ株式指数(DAX) 採用銘柄数は30

 フランスは CAC40 採用銘柄数は40

 香港は ハンセン株価指数 採用銘柄数は36

 中国は 上海総合 全銘柄対象

 となっていますが、

 世界に株価のみならず債券も含めた“指数”は全部でいくつ位ある?

 約75万種ですって。

 えっ!信じられなーい?(笑)
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株価のモノサシ(9)S&P500

 アメリカの株価指数でもうひとつ重要視されている指数に、

 S&P500種株価指数があります。

 これは、スタンダード・アンド・プアーズ社が、

 ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの三市場に上場されている銘柄から、

 代表的な500銘柄をもとに計算している株価指数です。

 時価総額加重平均方式で計算されます。

 1941年~1943年の平均を100としてあらわされますが、

 因みに、昨日現在は1582.24です。

 どう重要視されているかといいますと、

 アメリカの株式市場の約75%を占める大型株を代表していると評価され、

 ひろく世界の機関投資家の運用実績をはかるときの、

 ベンチマークとされているのです。
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株価のモノサシ(8)ナスダック

 テレビなどで、ニューヨーク株式市場の状況が伝えられるとき、必ず、

 ダウ工業30種平均と、“ハイテク企業の多い”と冠?がついてナスダック市場の数値がアナウンスされますね。

 ナスダック(NASDAQ)とは、

 全米証券業協会(NASD)によって1971年にスタートした、

 コンピューターネットワークによる証券市場システムのことです。

 上場企業は3000社以上あり、

 たしかに、ハイテク企業やベンチャー企業が多く上場されているのです。

 上場基準が緩やかなこともあって、

 新規上場も多く、銘柄の入れ替えも激しいです。

 IT関連が多いことから、

 日本の情報関連銘柄の株価形成に影響を与えることが多いようです。

 平均株価指数は、時価総額加重平均で計算されます。

 なお、NASDAQは,National Association of Securities Dealers の頭文字です。

 
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株価のモノサシ(7)ニューヨーク・ダウ続き

 ニューヨーク工業株30種平均について、全部並べてみましょうか。

 1.アルコア 2.アメリカン・エクスプレス 3.ボーイング 4.バンク・オブ・アメリカ 5.キャタピラー 

 6.シスコシステムズ 7.シェブロン 8.デュポン 9.ウォルト・ディズニー 10.ゼネラル・エレクトリック

 11.ホームデポ 12.ヒューレット・パッカード 13.アイ・ビー・エム 14.インテル 15.ジョンソン・エンド・ジョンソン 

 16.JPモルガン・チェース 17.クラフト・フーズ 18.コカ・コーラ 19.マクドナルド 20.スリーエム

 21.メルク 22.マイクロソフト 23.ファイザー 24.P&G 25.エーティーアンドティー

 26.トラベラーズ 27.ユナイテッド・テクノロジーズ 28.ベライゾン・コミュニケーションズ 29.ウォルマート・ストアーズ 30.エクソンモービル

 さて、工業株と言いながら:

 金融業は、2.4.16.26.の4社がありますし、最近の世の中を反映して

 IT企業が、6.12.13.22.の4社 があります。

 また、ニューヨーク市場と言いながら

 14.インテル と 22.マイクロソフト は、

 ナスダック上場銘柄です。

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株価のモノサシ(6)ニューヨーク・ダウ工業株30種平均

 ニューヨーク市場がくしゃみをすれば、日本株式市場は肺炎になる?

 なんて言われたこともあったほど。

 今ではさほど影響は受けないとはいえ、

 やはり、アメリカ経済を反映するアメリカの株式市場は、日本への影響は大です。

 ニューヨーク市場の代表的な株価指標が、ダウ工業株30種平均です。

 日経平均株価が225銘柄であり、全体を反映するのだろうか、ということを書きましたが、

 ニューヨーク株式市場では、たったの30銘柄です。

 工業株と言われますが、工業株だけではなく、

 金融株や流通株も入っていますし、さらにはナスダック銘柄も含まれているなど、

 主要産業を代表する銘柄が組み込まれています。

 世界の株式市場をリードする株式指標です。

 平均のとりかたは、日経平均株価と同様、単純平均であり、

 株式分割などは除数を変えることにより、

 連続性を持たせています。

 現在のニューヨーク・ダウ工業株30種平均は、

 史上最高値を更新中です。
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株価のモノサシ(5)売買高・売買代金

 売買高とは、

 市場全体、あるいは個別銘柄の取引された量を株数で表したもので、

 市場の人気と市場エネルギーを測る指標です。

 経験則から、

 株価が上昇する前触れ?として、売買高が増加します。

 (先高期待で買いが増えるのです。)

 反対に株価が下落するときには、売買高が減少します。

 (売りそこなった人は売りを控え、買う人は一段安を期待して買いを控えるのです。)

 売買高がタイヘン多くなったときは天井圏、少ないときは底値圏を示し、

 “閑散に売りなし”といわれ、市場の先行指標になります。

 売買代金は、

 売買高を金額で表したものです。

 市場にどのくらいの資金が流入しているかを見る指標で、

 市場エネルギーをの強弱を見るには、

 売買高以上に重要なモノサシです。
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株価のモノサシ(4)時価総額

 昨日は、東証株価指数について、

 時価総額ベースで市場の動きをみるモノサシである、と言いましたが、

 時価総額そのものも、株式市場の規模を表すモノサシなんですね。

 市場全体の時価総額は、世界の主要国に比べてどのような位置づけにあるかを知ることができます。

 国際的な市場規模の比較のほか、GDPとの比較で国民経済全体に占める株式市場の位置づけ、

 個人金融資産との比較において株式投資の割合などをみることができます。

 また、個別銘柄の時価総額は、その企業の成長性をあらわす指標として重要視されます。

 企業の総資産や売上高など以上といっても過言ではないほどです。

 因みに、今現在の東証1部上場企業での時価総額ベスト5は以下の通りです。

 1.トヨタ自動車 19兆4467億06百万円

 2.三菱UFJフィナンシャル・グループ 9兆3305億08百万円

 3.ホンダ 7兆1641億99百万円

 4.JT 6兆8800億円

 5.NTTドコモ 6兆7308億30百万円

 このような大企業でも、年単位でみると順序が入れ替わるのです。

 成長性指標なのですね。

 
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株価のモノサシ(3)東証株価指数

 日経平均株価は、1700銘柄以上あるうちの225銘柄の平均だから、

 全体をあらわしていないということのほかに、

 個別銘柄の騰落が過大に反映してしまう、とか

 企業の規模がウェイトづけされていないため、大型株の1円も小型株の1円も同じに扱われる、

 などの問題があります。

 東証株価指数(TOPIX)は、

 ◎東証1部上場銘柄全部を対象とし、

 ◎時価総額ベースで、

 市場の動きをとらえます。

 時価総額は、上場銘柄の「株価 × 浮動株式数」で計算します。

 発行済みの全株数とせず、浮動株式数にしたのは、

 市場で流通する可能性の低い株式をはずし、流動性を重視したためです。

 とはいえ、大型株(発行株数の多い株)の株価変動に影響されることが大きいといえます。

 なお、TOPIXはTokyo Stock Price Indexです。

 
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