初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

NISA枠拡大の動き

2014-05-31 11:32:06 | 株・いろいろ
NISA枠拡大を政府が検討している由、日経紙が報じています。

1600兆円を超す家計の金融資産を株式市場に呼び込み、日本経済の成長力を押し上げる狙いのこの制度ですが、

利用した額は、わずか6000億円。

しかも、60歳台以上が約61%を占め、30歳台は約8%、20歳台に至っては約3%の由です。

この制度の使い勝手が必ずしも良くないと思いますが、

非課税枠拡大などは、国の税収が減るので、財務省や自民党税制調査会には慎重論があると。

うーん、

私の持論は、「証券投資は非課税に」なんですが。

4月の経済指標から

2014-05-30 14:37:08 | 株・いろいろ
今、4月の経済指標がいろいろ発表されていますね。

◎ 驚いたもの

消費者物価がプラス3.2%で、この上昇率は23年ぶりの由。

消費税だけではなく、便乗値上げもあるんじゃありません?

◎ 明るい?指標

失業率は3.6%で横ばい。有効求人倍率は1.08倍と前月比プラス0.01ですが、

雇用環境が良いことは、今後の経済に明るさを感じさせますね。

草刈り

2014-05-29 17:23:28 | 生活の中で
ブログをよく見てくれている人が言いました。

「よく別荘に行くのですね。」と。

そうなんです。

このシーズンの草木は、明るい陽光のもとで、すくすく伸びます。

樹木の剪定にとても時間がかかります。

そして、今日は草刈りに来ました。

「のどか・閑」な「いとま・暇」を過ごすべき庵ですが、

着くなり、休む暇なく草刈りスタート。

今日中に三分の一は済ませておきたい。

頑張れ!(笑)

A Midsummer Night’s Dream

2014-05-28 16:26:50 | 生活の中で
 今日はぐんと夏を思わせる日ですね。

 「夏を思わせる」というのは、“蒸し暑い”ということ。

 この暑さは、ヨーロッパの夏の暑さと一番違うところ?じゃないでしょうか。

 ヨーロッパの小説などを読むときは、

 “SUMMER”が日本の夏と感じが違うことに留意したほうが良いそうです。

 シェークスピアの作品に“A Midsummer Night's Dream”というのがりますね。

 A Midsummer Nightというのは、ヨハネの誕生を祝う“聖ヨハネ祭”の前夜祭で、

 この夜は、若い男女が森で花を摘み、かがり火を焚き、踊るのだそうです。

 緑の香が満ち溢れたとてもさわやかな真夏の森の出来事を、

 シェークスピアは書いているのですね。

 もし、このタイトルを「真夏の夜の夢」なんて訳したら、

 やぶ蚊がぶんぶん飛ぶ、蒸し暑い日本の夏を連想してしまう?(笑)

米・景気の回復度合いを

2014-05-27 09:35:53 | 株・いろいろ
 久しぶりに、東京市場の株式がしっかりした動きをしていますね。

 外国人買いが戻ってきた感じですが、やはり、

 ベースになるのは、アメリカの景気回復がどう進んでいくかにかかります。

 そういう意味では、今週関連する経済指標としては、

 ◎27日(今日ですね)の、3月の住宅価格指数や、

 ◎29日(木)の中古住宅販売契約、

 など住宅関連指標の発表があります。

 注目しましょう。

 なお、昨日(26日)は、アメリカは祝日(MemorialDay)でした。

 MemorialDayは、

 南北戦争後に設けられた(最初は白人対象の)戦没者追悼記念日(1868年?)ですが、

 第1次世界大戦後は、すべての戦争犠牲者対象になっている由です。

 戦没者を追悼する日としては、かなり歴史がありますね。

 日本は・・・・?

 
 

ピークに迫るか株主還元

2014-05-26 09:30:31 | 株・いろいろ
 自社株買いは「消却する」ばかりではなく、

 自社で保有(金庫株といいます)していて、他の目的に利用したり、

 中には、改めて市場に売る場合もありますので、要チェックではありますが、

 とりあえずは、株価は上昇するのは一般的です。

 ところで、

 これまでの、株主還元のピークは、

 2007年度で、

 配当が7.7兆円、自社株買いが4.6兆、で合計12.3兆円 だった由。

 それが、今年の見込みは、

 配当が9.2兆円、自社株買いが2.2兆、で合計11.4兆円 の由。(野村証券・読売新聞)

 先日も書きましたように、

 各会社が、今年の業績を見て、好調にいけると判断すると、

 株主還元も、ピーク更新となることも期待できます。

 是非、投資の際には気をつけたいだすね。

配当金ともうひとつは

2014-05-25 14:57:08 | 株・いろいろ
 会社の最終利益のうち、ほどほどに余裕を持って配当する、

 と書きましたが、利益の4割程度を安定して配当できる会社が良いと思います。

 ところで、株主還元としてもう一つ登場するのが「自社株買い」です。

 自社株買いができるようになってからもう20年にもなります。

 その間、少しずつ緩和されてきているのですが、

 直截的に株主還元となるのが、

 「自社の株式を市場などから買い付けて、消却すること」です。

 消却するのですから、その会社の発行済み株式数がが減少しますね。

 そうすると:

 ◎会社の1株当たりの価値が高まります。

 ◎市場に出回る株数が減少します。

 どちらも、株価上昇につながりますから、株主(投資家)にとっては良いことですね。

 ということから、

 自社株買いを発表した会社の株は、

 それを好感して上がることが多いのです。

 

配当狙いの株式選択

2014-05-24 10:25:24 | 株・いろいろ
 株を買う時の狙いはいろいろありますが、

 やはり“値上がり”期待が多いでしょう。

 それに加えて“高配当”狙いですね。

 言うまでもなく“高配当”と言っても株価との関係ですから、

 ◎“高利回り”と言った方がいいですね。つまり、

 (年間配当金 ÷ 株価)× 100 = 〇〇% が高いことです。

 ◎高利回り銘柄をどうやって探すか、ですが、

 証券会社のホームページからも見つけ出せますが、例えば:

 YAHOO!ファイナンスのページで、東証1部を選択しますと:

 1.フジ住宅 4.55% 2.東京エレクトロン デバイス 4.54% 3.ハークスレイ 4.29% ・・・・・と高い順に並んでいます。

 ところが、銘柄選びは、自分が納得する企業であることが必要でしょうから、

 どんな会社かを調べることになります。そのとき:

 ◎この配当金が“今後も”継続できるかどうかが大事です。そのためには、

 ◎企業業績を見てください。そして、業績はよさそうだ、と考えたとき、次に:

 ◎利益のうち何割を配当金に回しているか、を見なければいけません。

 ほどほどに余裕を持って配当をしている企業が良いのですね。

 この利益に占める配当金の割合を“配当性向”といいます。

 続きはまた。

 

増配会社が5割超

2014-05-23 13:21:00 | 株・いろいろ
 東証一部の3月期決算会社1383社中、

 増配会社が半分以上(53.6%)もあったそうですね。(野村証券調べ)

 増配会社に加えて、自社株買いをすると発表した会社も昨年より7割以上多く、

 先週までに購入枠が設定された金額は1兆2600億円である由。

 会社があげた利益を、配当と自社株買いにあてることを、

 “利益の還元”と言いますね。

 如何に株主に報いるか、という会社の姿勢です。

 今後、来年度の業績も好調であれば、

 さらに、還元額が増えていくと考えられます。

 投資家としては、

 還元に積極的な企業の株式を購入していく期待にふくれますね。

 明日からも、この問題を書いていきます。