最近、株主優待が個人投資家の投資インセンティブになっていることが多く、それを反映して株主優待を実施する企業が増えています。
教室・講座などで、信用取引で買っている銘柄の株主優待が受けられるか、という質問をときどき受けます。
答えは“NO”なんですね。
「信用取引で買った株は本担保になっている」ことは前に書きましたが、自己融資(証券会社自体のお金を借りている)のときは証券会社名義に、証券金融会社につないであるときは証券金融会社名義になっており、株主優待はそれぞれの名義人のところにいっています。
株主優待は受けたいが株を長く持つのは嫌だという人の中には、権利つき最終日(例えば3月25日)に「現物買い」の「信用売り」をすることがあります。
そして翌日(26日)に「信用売りの建て株」を「品渡し」して決済するのですね。この場合1日だけ現物の買付代金が必要になりますが、株主優待は受けられます。
コストとしては、「現物買いの手数料+信用売りの手数料+信用売り建て株にたいする1日分の貸し株料」で済むのですが、こういうことをする人が多いと、その銘柄に多くの信用売りが行われ、その結果「株不足→逆日歩」となることがあるので要注意です。
教室・講座などで、信用取引で買っている銘柄の株主優待が受けられるか、という質問をときどき受けます。
答えは“NO”なんですね。
「信用取引で買った株は本担保になっている」ことは前に書きましたが、自己融資(証券会社自体のお金を借りている)のときは証券会社名義に、証券金融会社につないであるときは証券金融会社名義になっており、株主優待はそれぞれの名義人のところにいっています。
株主優待は受けたいが株を長く持つのは嫌だという人の中には、権利つき最終日(例えば3月25日)に「現物買い」の「信用売り」をすることがあります。
そして翌日(26日)に「信用売りの建て株」を「品渡し」して決済するのですね。この場合1日だけ現物の買付代金が必要になりますが、株主優待は受けられます。
コストとしては、「現物買いの手数料+信用売りの手数料+信用売り建て株にたいする1日分の貸し株料」で済むのですが、こういうことをする人が多いと、その銘柄に多くの信用売りが行われ、その結果「株不足→逆日歩」となることがあるので要注意です。
機関投資家などでは、「それより配当を」という意見が多いのですが、個人投資家は圧倒的に「希望あり」です。