5月19日、格言で学ぶ株式投資・2で相場は「・・・高下のもとは作・・・」であり、
作とは、業績・景気などと読み替えればよい、と書きましたね。
もちろん、銘柄選びも同じことです。
相場格言の中には、“安易な銘柄選びは禁物である”旨がいろいろあります。
まず、季節を借りた?ものとして:
「麦わら帽子は冬に買え」 があります。
これは、先を見越した売買の重要性を説いているのです。
企業の主力製品の需要期に合わせて、特定の季節に株価が動意する銘柄は「シーズン・ストック」と言われますが、
ビール、アイスクリームなどの食品株や、日焼け止め、殺虫剤、目薬などの医薬品株が代表でしょう。
これらの銘柄の情報が流れる夏場に株価は動意付き、上昇することは経験するところですね。
ということは、この季節以外は比較的割安で買えるチャンス?
ただ、「これだけ暑い日が続くと」といった期待?思惑?は株価にプラスに働きますが、
どんなに好材料でも周知の事実なった時点では、株価は織り込み済みとなり、、
判明後に買ったのでは遅いです。それを格言は:
「うわさで買って事実で売れ」 とか、
「知ったらしまい」
と教えています。