G２０の声明は力強いものでした。
「金融市場の安定化に向けた政策の総動員を」と。
それを受けた最初の株式市場の東京は、円安・ドル高の背景のもとにしっかりです。
今週は明日から３月入りで、重要な経済指標が日米で発表になります。
◎日本では、明日（１日・火）に１０～１２月期法人企業統計があります。
これは発表後、特別なものがありましたらお知らせします。
◎アメリカでは、４日（金）の２月の雇用統計です。
雇用統計では、言うまでもなく、非農業部門雇用者数と失業率が重要指標ですが、
今回は、それにもまして？賃金の動向が重要視されるでしょう。
アメリカでは、常に再利上げがテーマになっており、
消費活動 ⇒ 景気への動き などが意識されます。そして、
⇒ ドル高・円安 の動きが考えられますから。
今日は午前中、陶芸の作陶でした。
春の草花を植える植木鉢を数個作りました。
昼から、そのグループ(私が会長を務めます)の遅ればせながら の新年会をしました。
グループがスタートして10年になります。
これからも元気で活躍しようと、乾杯しました。
今週の相場は、「G２０で何が出るか」を気にしながら終わりました。
もともと、今年に入ってからの波乱相場は、
「各国の金融政策の足並みが乱れたことにもあった」と言われているだけに、
G２０の結果についても思惑が入ります。
◎G２０での「国際協調の施策は失望に終わるだろう」という弱気の見方がある一方、
◎「各国の財政出動を促すだろう」というプラス志向の見方もあります。
いずれにせよ、
G２０は今日中に終了し、それを受けた最初のマーケットは、
東京市場から始まります。
G２０の結果は要注目です。
今朝の東京市場は、久しぶりに環境が好調で高いです。
◎昨日の主要国市場の株が高かったこと
日本 +１．４１％、 英 +２．４８％、 独 +１．７８％、 仏 +２．２４％、 ロ +１．０５％ そして、
米が+０．８７％ だったこと。
◎ニューヨークの原油が＋０．９２ドルの３３．０７ドルであったこと。
◎為替、円ドルが ９３銭安の１１３円０９銭の終わりだったこと。（今朝も８９銭の円安で動いていました。）
というわけで、
東京市場に株価も一時３００円高などしっかりです。
はたして、G２０ではどんなことが議論されるでしょうか。
今朝、家を出るとき、うっすらと雪景色でした。
銀座の歯医者に行き、
その後、仲間の会合に出ました。
気になる相場は、ときどきスマホで確認。
しっかりだ。と安心。
お天気も回復。暖かくなりました。
株式関連については、明日書きます。
昨日の世界の株式相場は堅調でした。
日本（日経平均株価）+０．９０１％、 中国（上海総合）+２．３４％
英 +１．４７％、 独 +１．９７％、 仏 +１．７９％、ロ +３．８９％、 米（NYダウ）+１．２６％
など、なんとなく投資家の不安心理は落ち着いてきた感じがします。
ただ、東京市場の出来高は今年の最低で、もっと増えなければダメですね。
ところで、昨日のニューヨーク原油先物価格は大きく上げました。
IEA（国際エネルギー機関）が昨日発表したレポートで、原油の中期見通しをしましたが、
シェールの生産減少（予想より少なかった）により、来年にかけて原油生産量は減るということでした。
昨日のWTIは、一時８％も上げたようです。
終値は＋１．８４ドル（+６．２１％）の３１．４８ドルでした。
目先の動きに一喜一憂するする動きが収まれば、
これも不安心理の落ち着きに？
今朝の日経紙「羅針盤」欄に、自社株買いの好機到来 という記事が載っています。
自社株買い好機の背景は：
◎今、マイナス金利であること：企業が預金で損を出すぐらいなら、自己資本利益率の改善につながること
◎今、株安であること：PBR（株価純資産倍率）の低い企業が多いこと
などが自社株買いの好機だという記事です。
そこで、YAHOOファイナンスのホームページで
直近の株価によるPBRの低い企業を見てみました。
前提は：東証一部銘柄で、倍率１倍未満の企業としました。
低い順にずーっと、まだかまだかと見ていきましたら、
ようやく１０７８番目に大末建設（１８１４）が登場、しかも同率が数社あります。
かねてより、私は証券講座で「株価選定のモノサシ」として、
低PER、高配当、低PBRの３要素を挙げて説明をしていますが、
今やそのモノサシで銘柄を選ぶ好機!
２６～２７日に開かれるG20が、来週のポイントになりそうだと、
昨日このブログで書きました。
早速、今朝の新聞から気になる記事：
゛・・・・
ヘッジファンドなど海外投機筋が円買い・ドル売りの持ち高を拡大させている。
中国経済の減速懸念や原油安に加え、欧州銀の財務悪化懸念などを受け、
・・・安全通貨とされる円に逃避資金が流れ込んでいる。
・・・この流れに着目し今後も円が上昇するとみた投機筋が円買いを膨らませている。
・・・市場では政府・日銀の動きも焦点となっている。・・・
G20で「円売り介入を容認するような変化が声明文や財務相などの発言に表れるかどうか」に注目する声も・・・”
・・・・
さて、円売り介入という大事な政策を、G20の議論や決定に俟つ必要があるのかどうか、
と、私は思いますが。
来週の市場では、
２６～２７日に中国の上海で開かれるG２０での議論、決定待ちになりそうです。
G２０は、主要２０ヵ国の財務大臣、中央銀行総裁会議で、
メインのテーマは、
◎中国経済 ： 市場の乱高下の原因となった中国経済減速について
◎原油価格 ： 世界景気の根元？ともいえる原油価格は日々の価格が連日、市場を動かしています
◎米・金利 ： 昨年末に利上げされた米国金利は、今年はどのようなペースになるのか
◎ヨーロッパ銀行動向 ： ドイツ銀行まで注目されたヨーロッパの銀行不安の行方
などが話し合うようです。
株、為替、金利等の市場で、
折に触れて議論待ちになりそうです。
です