今朝の日経紙「マーケット総合2」面に、
株、2万円割れに備え 「売る権利」の取引1万9000円に需要
という見出しの記事が掲載されています。
昨日は、権利行使価格が1万9000円のプットオプションの売買が
22日に比べて2.2倍になったと書かれています。
プットを買った投資家は、日経平均が権利行使価格を下回れば、その分が利益になり、
下回らなくても株安が続けばプットの価格が上昇するため利益がえられる。
投資家にとっては将来の株価下落に備えた「保険」の役割を果たす。
と解説しています。
今の日経平均の位置に関しては、弱気が多いのですね。
昨日、このブログで「株価は下げすぎの感」と書きましたが、
今日は反騰しています。
始値 21323.61
高値 21465.99
安値 21311.12
10時半現在 21359.35円で、+174.75円です。
買いの主力は、「個人投資家」のようです。
フレーフレー個人投資家!!!
今頃を旧暦では「霜降(そうこう)」といって、
朝夕にぐっと冷え込み、霜が降りるころを指します。
新暦の10月28日~11月1日ごろは、「霜降・次候・しぐれときどきほどこす」の由。
ふいに強い雨が降りかかり、見る間に去っては青空が広がる時雨は、晩秋から初冬にかけての空模様ですね。
芭蕉の「笈の小文」の最初の句、
「旅人と 我が名呼ばれん 初時雨」 は、
私の好きな俳句の一つですが、
旅立つ心の弾みが感じられますね。
週末の株式データをチェックしました。
ちょっと下げすぎの感ありです。
◎騰落レシオが73.83%
経験則では、「70%以下は底値圏」と言われますが、それに近い水準です。
◎日経平均株価の日々線が、25日移動平均線を8%強下回っています。
経験則では5%がラインであるとされています。
・・・・
よく下げましたから、このへんで「反騰を期待」しましょう。
昼前に床屋へ行きました。
東京株式市場は、上海、香港などアジア株の全面安に引っ張られました。
始値 21440.84
高値 21476.86
安値 20971.93
21000円割れは、3月29日以来です。
14時過ぎは15円安あたりを動いています。
空のお天気もはっきりしませんね。
またまたニューークダウが、608.01ドル安の大幅安となりました。
24,583.43ドルで終わり、7月上旬以来の水準となりました。
背景は、世界貿易の先行き不透明感の由です。
東京市場も日経平均は766.79円安(一時800円超安)で、
21,324.89円となっています。
諸悪の根元は米・中の貿易摩擦?
秋の下げは怖い??
今日は、陶芸講座・陶花会がり、先ほど帰りました。
昨日のニューヨークダウが安かったこともあり、今日もダメかなと思いましたが、
上海総合が上がるなどがあり、
日経平均株価は、80円40銭高い22,091.18円で終わりました。
海外投資家の短期筋や、個人投資家の買いが勝ったようです。
明日の相場にも期待したいですね。
相場師・岩本栄之助は大正5年10月22日に自殺を決意。
家族や店員を松茸狩りに送り出し、人力車を呼んで親せきを歴訪し、
よそながらこの世の暇乞いをすませ、三越に行き形見の写真を撮り、
自宅離れの茶室に入りました。
そこで辞世の句「その秋を 待たで散りゆく紅葉哉」を詠んで
拳銃で自殺したそうです。
株の世界には,秋を象徴しての下げはいくつかありますが
石井久が引用した「一葉落ちて、天下の秋を知る」は中国の古典「文録」から。
秋と相場の落ち目が合致した時、多くの投資家は
冷や汗をかいたようです。今は関係ありませんが。(笑)
20日の土曜日に見浜園へ行ったことを書きましたね。そして、
次には、紅葉の季節に来たいということも。書いてからふと思い出した句に、
その秋を 待たで散りゆく 紅葉哉 というのがあります。
これは、辞世の句で、・・・・明るくありませんが、
次の機会に。