初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

経営者20人の今年の株価予想

2016-01-31 14:34:48 | 株・いろいろ

 元旦の日経紙に「主要企業の経営者20人に株式見通しを聞いた」記事が載り、

 そのことをこのブログで紹介しましたね。

 1月が終わったところで、その見通しを振り返りますと、

 今年の安値を一番安く見た人は、17000円が二人でしたから、"全員がはずれ!”です。

 (終値ベースでの安値は、1月21日の16017.26円)

 ただ、この二人のうち伊藤忠商事の岡藤社長は時期を1月とみており、

 もしこのまま、今年の安値時期が1月であったとすると、

 いちばん近い予想であった、といえます。

 とすれば、岡藤社長の高値予想は、というと、

 5月の21000円です。そのコメントは:

 「国内景気の回復で物価上昇期待が高まり、株価は5月にかけて上昇する。以下略」

 さて、明日から2月。相場はどのような動きになるでしょうか。

 まずは強い?


日本発の株価上昇

2016-01-30 15:53:21 | 株・いろいろ

 昨日の、日銀によるマイナス金利導入は、世界のほとんどが予想外でした。

 株式市場はじめ、為替も金利も大きく動きました。

 東証の株式は、売買金額が4兆4317億円、株数は41億2505万株とすさまじい?出来高でした。

 長期債も0.095%と過去最低となりました。(一時0.090%まであった由)

 アメリカのダウ平均株価も396.66ドル高で終わりました。

 世界の金融市場の混乱を招かないようにという黒田総裁でしたが、

 大歓迎の受け入れだったのですね。

 これまで、売り”主導できていた投機筋は今後どう動くのでしょうか。

 来週の相場は?

 


9週連続買いの信託銀行

2016-01-29 09:41:08 | 株・いろいろ

 今朝の日経紙(マーケット総合2)に、「信託銀、9週連続買い越し」という記事が載っています。

 もう少し、解りやすく書いてみましょう。

 ◎この信託銀行買いは「年金資金」が中心ですが、一部企業の「自社株買い」も入リます。

 ◎年金資金を例にとると:

 年金運用の通常の仕方として、

 例えば、「日本株、外国株、日本債券、外国債券を25%ずつ組み入れる」というような比率を決めます。

 ところが、

 ◎今回の下げ相場で、「日本株」の下げがとびぬけて?大きかったので、計算をしますと、

 組み入れ比率は「日本株20%、外国株25%、日本債券28%、外国債券27%」になっていたとします。

 ◎そこで、日本債券を3%と外国債券の2%を売って日本株を5%買い増し、組入れ比率を25%に揃えます。信託銀行の買い越し額は1兆1,042億円の由。

 ・・・・・

 さてさて、9週連続買い越したということを各週末の日経平均株価でみますと:

 19,883.94円、19,504.48円、19,230.48円、18、986.84円、18,769.06円、

 19,033.71円、17,697.96円、17,147.11円、16、958.53円

 と買い下がったことになります。これはすごい!というか、すばらしい!?

 いくらで何株買ったかはわかりませんが、個人投資家では資力がもたず、とても買えません。

 年金運用はこうすべきなのですね。

 今日は、日銀の黒田総裁がどんな政策を発表するかが大事です。

 

 


信用取引で見る「個人投資家のスタンス」

2016-01-28 09:56:46 | 株・いろいろ

 昨日のFOMCの声明からは“市場心理を好転させる内容”、つまり

 「利上げの後退につながる内容」ではなかったとして、米・株は下げました。

 ・・・・

 ところで、昨年の11・12月のころからの信用取引関連データをみますと、大きな下げ相場の中で、

 個人投資家の混乱と言いますか、投資スタンスを伺うことができます。(数字はすべて金曜日現在)

 ◎通常、上げ相場の時には先行き期待で「買い残増加」となり、、

 下げ相場の時は、先行き不安で「売残の増加」という流れになります。

 この間の動きを見ますと:

 買残は、12月11日現在の3兆2882億円をピークに、

 先週(1月22日現在2兆9692億円)まで減少が続きます。(1月8日のみ増加)

 一方、売り残は、11月20日現在の7110億円をピークに、

 12月18・30日を除いて、これも減少が続きます。

 ◎この間の日経平均株価を見ますと、12月4日の19,883.94円がピークで、

 安値は1月22日の16、958.53円です。

 ◎買い残の評価損益率は、12月4日の-7.74%をボトムに、

 先週末(1月22日)-16.63%まで損が膨らみました。

 さて、日経平均株価の約3,000円の下げ過程で、

 売り方は買戻し中心に残高が減少しますのは当然でしょうが、

 買い方は、「先行き不安から買わない」のみならず、「追証」に追われて「投げざるを得ない」状況にまで追い込まれました。

 今後、相場がどう変動するか、買い方の買い余力がどこまで保たれているか、

 相場を占ううえでも、要注目です。

 


反発していますね

2016-01-27 14:40:04 | 株・いろいろ

 午前の部、午後の部と陶芸講座をやりまして、先ほど戻りました。

 昨日下げた分を戻すほどの反発です。

 昨日は中国・上海総合市場以外は全部上げていますね。

 その中国は今日も安いですが、(昨日は-6.42%、今日の13時現在-3.28%)

 東証株価はニューヨーク株価高に“右へならえ”です。

 ニューヨーク株は、原油高でエクソンモービルやシェブロンなどの石油株が上げたほか、

 10~12月期決算の良かった3MやJ&Jなどの大幅高などに引っ張られ?ました。

 ようやく、「下がってもまた上がる」相場つきになったことは

 歓迎です。


繰り返す上げ下げ

2016-01-26 09:32:00 | 株・いろいろ

 先日も書きましたが、

 大きく下げた後、反騰しますが、そのまま続くことはなく、・・・・

 私は、ボールを高い所から落とした時を“たとえ”にします。

 もちろん、それなりの理由づけはされます。昨日は:

 欧州、アメリカが反落し、

 原油も-1.85ドルと、これも反落しました。

 今朝の日経平均株価も2日間上げた後の反落です。

 でも、今度の下げは余り続かない?

 FOMCの開催や、日銀、更には欧州での期待 ⇒ 追加緩和ありや

 が控えていますので。


何と言っても米・日と続く金融政策

2016-01-25 14:02:24 | 株・いろいろ

 今週は何と言っても:

 ◎まず、26日(月)~27日(火)に開かれる米連邦!公開市場委員会(FOMC)です。

 昨年、いつかいつかとイライラ?させられたアメリカの利上げでしたが、

 今年はどんな利上げペースでいくのか、が問題です。

 次はいつか、また、年に4回とか2回とか、市場でいろいろ言われていますが、

 発表内容次第で株式市場にも大きな影響がでます。

 ◎続いて、28日(木)~29日(金)に開催の日銀金融政策決定会合で、

 29日には黒田総裁の記者会見が開かれます。

 今回、下げ相場ストップの背景にあった“追加の緩和策”がどうでるか、

 が最大の注目点です。

 期待したいですが・・・・

 

 


花瓶を挽く

2016-01-24 13:58:02 | 陶芸

 暦の上では、21日に大寒となり、一年でもっとも寒さが厳しいころになりましたが、

 今日は、北日本はもちろん、西日本でも大雪が降っている由です。

 午前中、陶芸を楽しみました。

 2.4~5㎏の粘土で、筒を挽きました。水は冷たく、

 

 しかも、長そでの上に分厚い毛糸のカーディガンを着、腕カバーをしましたら、手が中に入りません。

 30cm以上の高さにしようと思いましたが、27cmであきらめ。

 でも作った筒をそのままにもできず、鶴首花瓶にしました。(笑)

 これは30cm超えでした。(笑)

 

 


明るい週末

2016-01-23 09:46:46 | 株・いろいろ

 日本発の?明るい週末を迎えました。

 日・欧の追加金融緩和期待は、各国株価をすべて上げました。

 日本(日経平均株価)は5.88%高でした。

 中国(上海総合)は1.25%高で、

 アメリカ(ダウ平均)は1.32%高。

 ヨーロッパは:

 英2.18%、独1.99%、仏3.09%それぞれ上げました。

 投機筋に売られていたニューヨークの原油先物も、

 売り持ち高解消を目的とした買戻しで、2.66ドル高の32.19ドルで終わっています。

 シカゴの日経平均株価・先物の終値は17,230円です。

 大きく下げた相場は、今後振幅を繰り返しますが、

 とりあえずは明るい週末です。