初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

ニューヨーク株式は大幅高

2015-03-31 07:18:48 | 株・いろいろ

 覚えていらっしゃいますか?28日(土)のこのブログで、

 「イエレンFRB議長が講演で“利上げベースは緩やかに”と発言したのは、

 取引時間終了間近で、これをどう受け止めますか、」

 と書いたことを。

 昨日のニューヨーク株式市場は263.65ドル高の17,976.65ドルと大幅高しましたね。

 もちろんナスダックもS&P500も揃い踏みで大幅高でした。

 この発言を好感したことのほかに、

 ◎中国が金融追加緩和をしたこと

 ◎アメリカで大型M&Aあったこと

 ◎中古住宅制約件数が好調で、販売件数にも期待が持てること

 などが後押しをしました。

 日本列島、いや関東地方は桜満開且つ今日までは初夏並みの好天気。

 加えて、株式相場も明るい?


今週の注目経済指標

2015-03-30 09:49:46 | 株・いろいろ

 今朝の東証株式は、予想した通り?“しっかり”の動きですね。

 2月の鉱工業生産指数が市場予想-1.8%より悪い-3.4%だったにも拘わらず、です。

 さて、今秋は水曜日から4月入りとなりますので、

 重要な経済指標の発表がいろいろあります。

 ◎1日(水):国内では3月の日銀短観

 海外では、3月の米ISM製造業景況感指数、中国の製造業購買担当者景気指数

 ◎3日(金):3月の米雇用統計

 など。

 アメリカの景気減速を云々する声もでている昨今、

 上記のほかにも月末、月初には注目すべき経済指標がありますので、

 見落とせませんね。

  


ニューヨーク株式は反発

2015-03-28 10:01:26 | 株・いろいろ

 今朝の日経紙に掲載されている株式相場の見通しに、急に弱気、いや失礼、慎重な見方が増えましたね。

 ◎さて、昨日のニューヨーク株式市場は1週間ぶりに反発しました。

 20日(金)のダウ平均 18,127.65ドルが、26日(木)に17,678.23ドルまで下げ、

 昨日(27日・金)に17,712.66ドルと前日比+34.43ドルでした。

 同様に、ナスダック指数も、5,026.41が4,863.36まで下げ、昨日は4,891.21ポイント

 S&P500は、2,108.10から2,056.15まで下げ、昨日は2,061.02と、

 3指数とも上げの揃い踏みでした。

 ◎そして、シカゴの日経平均先物は、19,365円引け。

 ザラバでは、安値19,095円、高値は19,615円まであったそうですから、大きな変動幅ですが、

 来週の日本株の寄り付きには力強さを感じます。

 ◎これらの動きの背景は、イエレンFRB議長の講演の、“利上げベースは緩やか”を好感した由ですが、

 この発言が「取引時間終了間近」であったことを、どう受け止めますか?

 ◎東京市場のテクニカル指標は、週末にかけて下げた分だけ?落ち着きました。

 日経平均株価の25日移動平均との乖離は+1.29%、TOPIXでは+0.44%ですし、

 騰落レシオは101.22%です。

 20日現在の信用取引は、「売残は減少、買残はやや増加」で、

 買残の評価は-8.37%で、ここ3週間あまり変化はありません。

 来週からは受け渡しは4月の商いとなります。 

 データからは、そんなに悲観的ではない?

 


株価を下げたい?売り

2015-03-27 15:11:05 | 株・いろいろ

 今しがた外出先から戻って相場を見ると、

 今日の動きはかなり荒っぽかったようですね。

 結局、日経平均株価は185円安ですが、昨日書きましたように、

 3月決算会社の配当権利落ち分が約110円あるとして、

 実質は75円安だったということ。

 ところで、昨日から一部の海外投資家が「下げよう」と思われる売りを出していたようですね。

 今日も、後場になって海外勢が断続的に、先物への売りを出して下げさせていた由。

 強い日本の株式相場に対して、

 「下げ賛成」というのは、「下がったところで買い戻したい」ということでしょうか。

 これまで、海外勢の売りに対して日本の個人投資家が買い向かっていた?ような動きのようでしたが、

 来週以降どう動くか、

 テクニカル指標などは、また明日まとめて見ます。


配当権利付の最終日

2015-03-26 10:20:48 | 株・いろいろ

 昨日のニューヨーク株式市場が大きく下げましたので、

 その影響を受けて、東京株式も大きく下げています。

 今日は、3月決算会社の配当付きで買う場合の最終日です。

 今日の下げが、絶好の買い場になるかかどうか、・・・・は、

 明日からの相場がどうなるかにかかりますね。

 明日の配当権利幅は日経平均株価で約110円のようですから、

 「それより下げるか」、「それほど下げず、むしろ高いか」、にかかります。

 過去10年間では、半分の5年はその日の内に下げ幅を埋めた由です。

 残り5年の内4年も、1週間以内に埋めたようですから、

 そのような動きになるとすれば、今日は買い場。

 もちろん銘柄次第ですが。

 

 


陶芸作品のオークション

2015-03-25 15:25:29 | 陶芸

 今日は陶芸講座・同好会の今年度最終日でした。

 前回、ある会員の発想で、私の作品のオークションをしようということになり、

 事務所(いきいきプラザ)の了解もとり、本日実現しました。

 作品は沢山ある中で、とりあえず、10年かかって?作ってきた「干支皿」を主に行いました。

 干支は、自分だけでなく配偶者、子供、孫など多くの人に当てはまりますね。

 私は、干支皿を作ると、毎年の年賀状に印刷していますので、

 年賀状の上で馴染み?の人もいます。写真は今年の干支「ひつじ」です。

 会員の1人が、とりしきってくれましたが、

 「500円から・・・」とか、「1200円から・・・」とか、笑わせながら進めました。

 途中で、私が「絵はどう描いたか」とか「背景は・・・」とか「釉薬は何を・・・」とか解説をし、

 みなさんが作るときの参考についても話しました。

 講座はスペースの都合で24人がアッパーですが、

 そのうち10人近くが新入会員のためにトコロテン式・に退会せざるを得ません。

 名残惜しいうちに会は終了しました。

 


3月銘柄は明後日まで

2015-03-24 10:07:53 | 株・いろいろ

 最近の株式市場では、配当利回りが高い銘柄が買われていますが、

 3月決算会社の配当金を受け取るならば、

 今日(24日)、明日(25日)、明後日(26日)までに買わなければいけませんよ。

 今や、知らない人はいないかもしれませんが、

 株式売買の受け渡しは4日目ですから、31日現在で株主になっているためには、

 4日前までに買わないといけないのです。

 配当金だけでなく、優待制度を受けるのも同様です。

 3月決算会社は上場会社中でいちばん多いのです。

 ただ、

 配当金や優待制度を楽しむのも良いのですが、

 その後、株価がその価値以上に下がってしまうと元も子もない?

 でも、これは何とも分かりませんので、

 長期投資を考えることですね。

 

 


銘柄選びのモノサシ・ROE(3)

2015-03-23 09:57:10 | 株・いろいろ

 ちょっと間が空きましたけれどROEについて書きます。

 先に、ROEを上げるには、「純利益を増やす」か「自己資本を減らす」のが良い、と書きましたね。

 「純利益を増やす」のは当然として、

 「自己資本を減らす」のはどうするのでしょうか。

 実は、これも株価上昇の背景になっているのです。それは:

 ◎まず、配当金を増やすのです。利益を自己資本として抱えて?いるのではなく、株主に吐き出してもらうのです。

 今期も配当金を増やす企業がかなり増えていますが、

 それの背景には「ROEも高める」という効果狙いもあるのです。

 ◎もう一つは、「自社株買い」をすることです。

 「自社株買い」した株にについては、配当金の支払いもなく、企業にとってはプラスですし、

 この株を消却すれば、ROEの分母が小さくなるので、自ずからROE比率は高まります。

 というわけで、

 ROEを高めることを要求する機関投資家が多いのも

 わかりますね。


強さが続くか日本の株式市場

2015-03-22 14:52:59 | 株・いろいろ

 いつもは土曜日に、その週の株式データを見ながら来週明けの相場を考えるのですが、

 今日まで勝浦閑暇庵にいましたので、今から整理をします。

 ◎まずアメリカの株が強い動きで終わりました。

 アメリカ市場における日本株関係では:

 シカゴでの日経平均先物は19,575円の終わりでしたが、ザラバの高値は19,605円まであった由。

 また、力強いのは、アメリカに上場されている日本株・ADRはほぼ全面高だったとか。

 みずほFGはじめ銀行株、キヤノン、など利回りの高いものがあげたようです。

 ◎日本株に過熱感はないか、ですが、

 日経平均株価の日々線と25日移動平均線の乖離は4.09%で、高いと言えば高いという程度。

 騰落レシオも129.87%で、これも高いと言えば高いですが・・・

 株式の出来高も落ち着いています。金額ベースでは2兆円台、株数ベースで20億株そこそこです。

 信用取引面(13日現在)では、売残の減少、買残の増加で、

 倍率は5.44倍と前週の5.26倍より悪化していますがまだ平均的といえます。

 買残の評価は-8.24%ですが、その後日経平均株価は300円強あげていますので、下げ幅はもっと小さい?

 ということで、来週の始まりはほぼ安心、でしょうか。