初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

個人向け国債について、その5

2011-02-28 09:30:12 | 株・いろいろ
今日から「5年もの国債」について見ていきます。

仕組みについては3年ものと似ています。

◎利子を年2回受け取り、5年で満期償還になります。

◎利子は「基準金利-0.05%」で決まり、5年間固定です。

◎中途換金は、2年経過以降ならばできますが、直前4回分の利子相当額が引かれます。

後はまた。

個人向け国債について、その3

2011-02-26 08:26:18 | 株・いろいろ
 利率について、

 基準金利から0.03%をマイナスするのですが、

 もし、実勢金利がすごく低くなった時、

 基準金利が0.03%より低くなっちゃったらどうなるの?

 そこで、どんなに実勢金利が低くなっても、

 三年ものの個人向け国債は、最低0.05%は保証されることになっています。

 ならば安心?

 いやいや、0.05%なんて、そこから税金が引かれ、まるで0に等しい?(笑)
 
 ところで、買ってはみたものの、

 途中で換金する必要がおきたらどうなるのでしょうか。

 また、明日に。

個人向け国債について、その2

2011-02-25 13:05:09 | 株・いろいろ
 3種類の国債について、いちばん短い3年ものについて説明します。

 ◎まず、3年ものは「毎月発行」されます。

 昨年の7月に第1回債が発行され、

 第9回債が、平成23年2月3日~28日の募集、3月15日発行

 第10回債が、平成23年3月3日~31日の募集、4月15日発行

 第11回債が、平成23年4月5日~28日の募集、5月16日発行

 と続いていきます。

 ◎利率は「市場の実勢利回りを基に計算された基準金利が毎回決められ、その基準金利から0.03%を引いたものが、3年間固定されます。

 つまり、毎月利率が違うことが多いのです。

 例えば:

 第9回債は、基準金利0.25%-0.03%で、0.22%と決まり、税引き手取りは年0.176%ですし、

 第10回債は、基準金利0.3%-0.03%で、0.27%と決まり、税引き手取りは年0.216%となりました。

 それぞれ決まった金利が3年間続きます。

 ◎利息は年2回受けられます。(上記利率で決まった利息の半分ずつ、年2回受け取ります。)

 続きはまた。

個人向け国債について、その1

2011-02-24 09:42:16 | 株・いろいろ
 満期になる個人向け国債の資金がどこに向かうか・・・・

 まず、先月1兆円強が償還されました。

 その一部でしょうか、2月に募集されている「3年物国債」が1164億円売れたそうですね。

 1月募集ものにくらべて46%増ですって。(日経紙)

 そこで、改めて「個人向け国債について」知識の整理をしておきましょう。

 個人向け国債は、現在10年もの、5年もの、3年ものの3種類が発行されています。

 10年ものは、2003年3月からで、最も古く8年近く経過、

 5年ものは、2006年1月からで、これが先月満期償還になったのです。

 そして、3年ものは、昨年7月に第1回債が発行され、いちばん新しいのです。

 この3種類の国債は、年限が違うだけでなく、

 発行条件などにかなりの違いがあります。

 明日以降、説明していきます。

 

 

 

株下落、債券上昇、為替シッカリ

2011-02-23 09:22:57 | 株・いろいろ
 懸念材料のひとつ、リビア情勢の問題で、

 ドバイ原油高 → 景気に悪影響懸念で株下落 → 安全資産の債券上昇

 となりました。

 その他の問題も含め、ちょっと整理:

 ◎日本はドバイから原油はゼンゼン買っていないけど、原油相場高の影響なんですね。

 ◎ムーディーズも日本国債を格下げ方向に、と発表。

 S&Pの引下げ時もそうでしたが、その背景は「日本の政治に懸念」、なんです。
 ◎それでも、為替「円」はしっかりしています。

 株はダメだけれど「円」はやはり安全資産なのでしょうか。

 要するに、昨日の株式の下落は、

 ◎7日連騰で、利食い「利益確定の売り」が入っただけ?

 ・・・・

 それにしても、日本の政治は混迷?ですが、

 独裁政治じゃないから、デモは起きません。(笑)

 


 

自社が筆頭株主の企業

2011-02-22 09:01:52 | 株・いろいろ
 企業の大株主の平均像?は、

 取引銀行や主要取引会社や機関投資家、それにオーナーなど、が普通ですね。

 そこに新たな大株主、たとえば外国人が登場すると、

 株価に変化が現れることが多いです。

 そこへ、自社株買いが入ってきているのですね。

 自社株を買った結果、自社が筆頭株主になっている企業が(昨年9月末現在)181社になっている由。(日経紙)

 上位5社をみると、

 ①ファナック(18.3%)、②パナソニック(15.6%)、③JFEホールディングス(13.9%)、④電通(10.4%)、⑤テルモ(10.0%)

 となっています。

 自社株買いは、企業がなにを目的にしたかが肝心です。

 「消却」であれば、発行済み株式数が減少しますから需給関係上プラス・・・とか、

 将来の「M&Aにそなえる」のであれば、今後の業容変化に注目・・・とか、

 いろいろありますが、

 中には、「安いときに買って、高くなったら市場に放出」なんていうのもないとはいえません。

 あなたの手持ち株の大株主に自社が入っているかどうか、

 いちどチェックしてみませんか。

 

さて、今週の株式相場は

2011-02-21 09:35:41 | 株・いろいろ
 毎週月曜日の朝は、今週はどう動くかなって考えますね。

 材料面では:

 やはり、アメリカになにがあるか、です。

 ①住宅関連指標(22日のケース・シラー住宅価格指数、23日の中古住宅販売、24日の新築1戸建販売など3日続きます。)

 ②大手企業(GM,ウォールマート他)の決算

 などが注目で、これらがよければ、景気回復+米金利高→ドル高→円安で日本株にプラス。

 日本も材料はいろいろありますが、

 むしろ政局混迷?のマイナス要因が足を引っ張りそう。

 その他の国では、

 中東から北アフリカにまで起きている混乱がどうなるか、原油価格にどう響くか、です。

 需給関係では:

 外国人買いが続くとみていいのでしょうね。

 それに、日本の個人投資家が「逆張りから買いに転じた」とみる向きがでてきています。

 というわけで、一応しっかりする?

 なお、今日(22日)はPresidenntDay(大統領の功績を讃える日)で、

 アメリカは祝日(休日)です。

 リンカーン、ワシントンの誕生日が2月ということから、2月の第3月曜日が祝日とされています。

 日本でも、トップを讃える日ができるような政治家の出現を願いたいですね。

第42回千葉市展に入選

2011-02-20 12:15:55 | 陶芸
 毎年3月に、千葉市民展が開催されます。

 今年は第42回ですから、それなりに歴史がある?

 私は、出したり出さなかったりしていますが、

 今年は出すことにしました。
 
 今年で5回目となりますので、ひとつのくぎりかな、と思ったのです。

 昨日、入選通知が届きました。

 出展したのは「柄付花器」です。

 昨年秋に穴窯で焼いたものです。

 高さは45センチ、径は17センチです。

 薪窯で焼いた作品はあまり審査員に好まれないと言われていますが、

 それなりに品のある?作風で、気に入っていますので、

 チャレンジしたのです。

 どんな顔して会場にいるか、始まったら見にいきます。

 会期は3月5日から3月25日まで、

 場所は千葉市美術館(千葉市中央区)です。

銀行での投信販売大幅増加

2011-02-19 09:32:54 | 株・いろいろ
 1月31日のこのブログで、

 「大量の満期・償還金は何になる」というタイトルでの投稿をしましたね。

 今年から来年にかけて、郵便貯金の満期金や国債の償還金が28兆円でますが、

 その予兆?前哨戦?でしょうか、

 昨年の銀行での投資信託販売額が7兆5千億円超、前年比7割アップだった由。

 もちろん、各都・地銀が投信販売に力を入れた成果でしょうが、

 どんな投信が売れたのでしょうか。

 利回り実績の高い、新興国の債券で運用するもの、や通貨選択型などが大きかったようですが、

 低リスクものを売り込んだ地銀もあった由。

 大量のお金が出回るのはこれからです。

 販売金融機関はもちろん、商品開発の運用会社も懸命です。

 証券学習協会でも、講座のテーマでとりあげようかナ