初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

逆日歩銘柄は買い?売り?(1)

2016-07-24 10:01:43 | 株・いろいろ

 株不足になった銘柄については、証券金融会社が不足株数の調達を行いますが、

 調達に伴う「借り賃」を「品貸料」として、

 貸株の申し込みをした証券会社に払ってもらいます。

 証券会社はその品貸料を、制度信用で当該銘柄を売った投資家に払ってもらいます。

 売った投資家が払った「品貸料」は調達先と当該銘柄を買った投資家にわたります。

 もともと信用取引は、「資金を借りた投資家」が払って、「当該銘柄を売った投資家」が受け取るというのが基本ですが、

 品貸料は、売った投資家が払って買った投資家が受け取るために「逆日歩」といわれるのです。

 その逆日歩がついている銘柄数がかなり増えているのです。

 3月28日に450銘柄強あったのをピークに減っていたのですが、

 7月19日に461銘柄、20日に425銘柄と増加。

 「この銘柄は目先下がるだろう」とみた投資家が増えているのです。

 でも、制度信用は6ヶ月以内に返済しなければいけませんので、

 信用で売った銘柄も、原則、近い将来「買戻し」がはいります。今、

 逆日歩がついている銘柄は、多くの?買いが入りますから、株価は上がるはず?

 これを狙って、逆日歩銘柄を買っておくのはどう?

 続きはまた。