土地の評価については8種類(注)ありますが、
昨日、国税庁は今年の「路線価」を発表しました。
路線価は、今年の1月1日から12月31日の間に土地の相続、遺贈や贈与をしたときにかかる税金の算定基準です。
全国の主として市街化区域(32万8千地点)の路線に面した中ほどに位置する住宅地が対象となります。
昨日の発表によりますと、全国平均で前年比+0.2%で、
前年比アップは8年ぶりとなります。アップした背景は:
◎不動産投資が活発化したこと
◎住宅取得需要が高まったこと
◎訪日客の需要も増加したこと
などがあげられています。
8年ぶりに上げたとは言え、〝全国平均”であり、
まだまだ、大都市とそれ以外の都市との〝2極化”ではあります。
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通常、土地価格の上昇は〝株価の上昇に次いで”というパターンが多いのですが、
今年は逆?(笑)
(注)その他の土地価格評価方法は、別途解説します。