初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

逆日歩について

2016-07-23 10:11:10 | 株・いろいろ

 信用取引(制度信用の場合)の仕組みから整理してみます。

 投資家が「信用取引で株を売る」ということは、

 証券会社から株を借りて売る、ことです。

 証券会社は当該株式を調達しなければなりません。

 どこから借りるか?まず、証券金融会社からです。

 一方、投資家が信用取引で株を買った場合も、証券会社は証券金融会社から資金を調達して、

 顧客に貸すことができ、その際、それに見合う株式が証券金融会社に留め置かれています。

 この株式を売り方(の証券会社)に貸し出すのです。

 という仕組み上、もし、買っている投資家より売る投資家のほうが多くなったら、

 証券金融会社の手持ち株式は不足してしまいますね。(これを貸株超過といいます。)

 その場合、証券金融会社は不足分を調達しなければなりません。

 いろいろな株式を大量に?所有している金融機関に、

 借りに行きます。

 続きはまた。