初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用取引買残の評価は12週連続マイナス30%台

2008-12-27 09:57:31 | 株・いろいろ
 株式相場のぎざぎざの大きさは、だいぶ小さくなりましたが、

 景気の先行きが芳しくないため、低迷は続いています。

 そんな相場環境のため、信用取引の買残の評価も持ち直しません。

 経験則からすれば「信用取引買残の評価損は20%くらいになると目先は底」といわれてきましたが、

 いまやそんな水準ではありません。

 10月3日に“マイナス30.75%”となった以降、

 先週末(12月19日)現在の“マイナス31.35%”まで、

 12週間マイナス30%台がつづいています。

 その間、10月24日には“マイナス39.64%”と4割近い評価損になったときもありました。

 信用取引の買残はほとんどが制度信用取引に基づくものであり、

 制度信用取引には6ヶ月という期日がありますので、

 時間の経過と共に、評価損の大きい建て株はなくなっていくのですが、

 “評価損が株価の上昇で解消”することが望ましいのはいうまでもありません。

 損を抱えたまま越年・・・・早く解消して欲しいです。

「証券の基礎学習」を全国の高等学校に寄贈(2)

2008-12-27 09:33:09 | 株・いろいろ
 「証券の基礎学習」を発行した(株)インベスターシップは、

 「日本の個人投資家の金融経済知識がたかまることで日本の国際競争力が高まる」ことをスローガンに、

 金融経済教育事業を展開している会社ですが、

 証券学習協会の設立趣旨に共感して、「証券の基礎学習」の発行を受け持ったのです。

 現在同社では、都道府県の教育庁(教育委員会)を通じて全国の高等学校に同書の寄贈活動を推進しています。

 高等学校の学生くらいの年代から、金融・証券の感性を養っていただくことが必要であり、

 金融・証券を通じた広い視野で世界を見る目が必要だと信じているのです。

 これまでのところ、北海道、東北、関東、北陸の各都道県に呼びかけ、多くの教育庁(教育委員会)から受入れをいただいています。

 東海、近畿、中国、四国、九州方面には、来年に入り次第、声をかける予定にしています。

 一人でも多くの高校生に読んでいただきたいと願っています。

 証券学習協会でも応援していきます。