浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

子どもの写真

2013-10-18 21:33:29 | 日記
姪っ子が大好きなので実家に戻って姪っ子に会うとよく写真を撮る、iPhoneで。

で、たまに妹(つまり姪っ子たちのお母さん)とか僕の母からも姪っ子たちの写真をもらう。

そういうの見てると「子どもの顔って不思議なもんだな」と感じる。

姪っ子に会って、しばらく経って送られた最近の写真を見ると「あれ?結構、顔の印象が変わったな」と感じる。

まぁ成長期だからね、そういうのもあるだろう、と思って実際に会うと前に会った時とほとんど変わってない。「なんだ変わってないじゃん」と思ってまたしばらく会わなくて写真をもらうとこれまたやっぱり印象が違う。

こういうことしばらく繰り返していて「小さい子どもって顔の印象が不安定なのかな?」と思ってたんだけど、たぶんそうじゃない。

最近思うんだけど、たぶん子どもは「カメラを持っている相手に対して見せる顔が違う」んだ。

大人であれば写真は撮られ慣れていて「はい、チーズ」と言われたときにはだいたい同じ顔をする。だけど子どもはそうじゃないんだろう。

多分、子どもはカメラに向けて表情を作っているんじゃなくて、カメラを持っている人に対して表情を作っている。

そう考えると僕が撮った写真はいつも同じ印象だし、妹が撮った写真も同じ印象。要は僕が撮るか、妹が撮るか、によって違う。もちろん僕が撮った写真では姪っ子が笑ってないとか顔が引きつってるとかそういう話じゃないよ、一応、ちゃんと笑ってる。一方で、妹の撮る写真では最高の笑顔とも限らない。普通の笑顔。とにかく印象が違う、ということ。

そういえば、と思ってこないだ実家に帰った時、姪っ子の写真を見返してみた。さすがに上の子はもう10歳なので写真によって印象が違う、ということはあまりない。でも下の子はまだ5歳なんで、写真によってけっこう違う。

さらによく見てみると父が撮った写真と僕が撮った姪っ子の写真は結構印象が近い。一番、僕が「え?この子、こんな顔だった?」と思うのはやっぱり妹が撮った写真。

いやぁ、不思議なもんですなぁ。

この話、あんまり信じてくれないかも知れないけどホントなんですって。姪っ子の写真見てくれればほんとにそうなんだから。
コメント
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