浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

副菜の話

2011-07-13 22:57:58 | 食べ物
食べ物話なのに写真が無い。

最近は出張が無いのでだいたい夜は人と食べる以外のときは自炊してます。考えてみると晩御飯に一人で外食する、ってのが最近あまり無いな。

定期的に自炊できるようになると結構食材をちゃんと買って巧く使いまわせるのでいいよね。

(家を空けることが多いと食材を結構ムダにしちゃう)

で、そうなると料理も一汁三菜とまでは行かなくても汁物とメインと副菜、くらいは作るようになる。

最近よく副菜作ってますよ。

作って「おお、こりゃヒット」と思ったのはまず、キャベツとベーコンの煮浸し。

キャベツを適当に(トンカツにつける千切りよりは太目に)切って小鍋に入れる。そこにベーコンの細切りを載せる。ひたひた程度に日本酒を入れて、本だし、白だしで薄めに味を付け(ベーコン入れてるから味は薄めでいい)、落し蓋をして煮る。結構、長めに煮てキャベツがかなり柔らかくなったら出来上がり。あっさりしてるし野菜たっぷりだし美味しい。

それから「ミズ玉」ってのも作ります。ミズは水菜のミズね。水菜が安いんでよく買うんだけど結構あまるから。適当な長さに切って鍋に入れ白だしで煮る。適当な感じになったら溶き卵でとじる。白ゴマなんかかける。まぁニラ玉の水菜版です。

あともやしのナムル。もやしってもうほんと安いんでついつい買うんだけど一袋は持て余すんだよねー。もやしをレンジでチンしてゴマ油であえて味付けは醤油と塩、あと白ゴマ。

面倒な時に晩御飯にしちゃうときまであるのがマッシュドポテト。よく行くワインバーのクリーミーマッシュドポテトが美味しいので自作にチャレンジしてるの。皮をむいたジャガイモを一口大に切り、柔らかくなるまで茹でる。茹で上がったものを潰し、粉チーズ、塩コショウ、牛乳を混ぜる。クリームチーズ、生クリームだと豪華なんだけど粉チーズ、牛乳でも文句無く美味しい。パセリなんかあるといいんだろうけどね。それをクラッカーと一緒に食べてると白ワインに合うよ。

副菜じゃないけどピーマンの味噌汁をたまに作る。ピーマンは結構余るので細切りにして冷凍しておく。凍ったままのを湯に入れてやわらかくなるまで煮て、ダシと味噌を入れて完成。ピーマンの味噌汁、って言うと驚くけど案外ピーマンはダシが出るので旨いよ。

メインがあって副菜があって汁物とご飯があって、って晩御飯は定食屋みたいでいいよねー。


で、ここからググっと話しがツイストしていくけど、やっぱり自炊をするということは仕事を巧くやる、ってことに繋がると僕は思う。

料理をちゃんとやると身につく能力はなんと言っても「段取り力」。

特に僕の家はガスコンロがカセットコンロ一つなので、まず料理に取り掛かる前に段取りを頭の中でしっかり組まないとちゃんとした料理が出来ない。つまり「あ、パスタ茹で上がったのにソースがぜんぜんあったまってない!」だとかそういう問題が起こる。

だから料理をするときは、だいたい家に帰ってきてまずお風呂に入るんだけど入りながら料理の段取りをずっと考えている(つまりプレシンキング、ってやつです)。

「まずポットでお湯沸かして、電子レンジでアレあっためてる間にあれをみじん切りにしておいて、ああ、バターがまだ固いだろうから冷蔵庫から出しとかないとな、あ、そうそうあれもそろそろ使い切っちゃわないといけないからじゃあ副菜はこういう感じで…」とかね。

仕事する上でもこういう事前の段取り大事でしょ。

ということを考えているとやっぱり主婦の方の段取り力はすごいと思うんだよなー。
コメント (2)
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