浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

マイ・シスターズ・ウェディング

2010-04-05 01:06:58 | 日記
…なんてタイトルでロマンティック・コメディー映画なんかありそうだよね。マシュー・ペリーが出てる感じの。

まぁ、妹が結婚します、って話なんだけどさ。

僕は3人兄妹で妹が二人。で、真ん中の妹が…、と話出すとたいてい「え?妹が3人いるの?」って言われて「だから!妹は二人だってば!」と怒る、という話は同じ兄妹構成のドッピオさんと何百回も話してる。

どうも「上の妹」って言うと僕より上、って感じがしてじゃあ妹じゃないじゃん、と思っちゃうんだよなぁ。

ま、とにかく真ん中の妹のほうはもう結婚して10年近く。下の妹は彼氏と付き合ってる、と聞いてからもう5、6年経ってるんじゃないかな?

いいかげん僕も含めて家族は「まだ結婚しないの?」ともいい飽きた最近だったんだけど、日曜に突然、その妹から電話が来て「今、二人で実家に来てるんだけど結婚認められたんで」とのこと。

別に両親が反対していたわけでもないけどまぁ筋を通した、ということでしょうね。

兄としてはおめでたいこってす。特に淋しいとも思わないしね。

考えてみると一月前くらいに僕、初めて妹の彼氏に会ってるんです。

東京に両親が来るんで飯でもということになって、妹に連絡したらちょうど彼氏も仕事休みなんで一緒に、とご飯食べたんだよね。

初めて会ったんだけどこの彼氏がまず男前なのよ。

あのね、歌舞伎役者の中村勘太郎に似てる。

礼儀も正しいしさー。いや、こんな兄が先に一杯始めてて初対面で「あ、どうもー」って言ってるからおびえてたってことはないよね??

とにかくまあーこの日の食事が僕の家族としての(特に父母の)真骨頂と言う感じでとにかく面白かった。

母がイタリアンがいい、というので上野の一回だけ行った事あるイタリアンに行ったんだけど、乾杯から30分でシェフが出てきてお礼言われたからね。「いやーこれだけ頼んでいただけると気持ちいいです!」と。

どんな客やねん(笑)

母はまったく酒を飲まないし妹もそんなに飲まないので二人が中心となってとにかくバンバン頼む。ファーストオーダーで既にテーブル上は目隠しフォーク状態(=目隠しして適当にフォークをテーブルに指しても何か食べ物があたる状態)。

僕と父は酒を飲むけどなんと二人でワイン3本。あとで聞いたら父は帰り道の記憶がないそうです。どんな59歳やねん。

彼氏は車で来ていたのでノンアルコール。

飲む!食う!喋る!喋る!誰も人の話を聞かない!というカオス状態に巻き込まれるシラフの彼氏さんは大丈夫かなー?と思って「大丈夫ですか?」と聞いたら「いや、妹さんで慣れてます」、えらい!!

こういう風に一家に一人他人が入ると本当に僕の家族と言うのは「自分の話しかしないなぁー」と心の底から反省する。彼氏に話振ってどう答えても「あー、俺はねー」「でも私はさー」で自分の話だもの。心の底から激しく反省しますね。

彼氏は彼氏で大変だろうけどまぁ5年近く付き合ってからの結婚なんで大丈夫だろうけどね。

ちなみに妹、妊娠はしていないそうです。(最近、芸能人の結婚ニュースとかで絶対この話出るよね?) 一応、うちの家は出来ちゃった結婚と離婚は家訓で禁じられてますので。

ま、とにかくおめでたい話です。
コメント (5)
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