浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

雪のようで雪じゃない、寒くないようで寒い。

2009-10-20 01:23:38 | 日記
先週末かな、福島に行ってきまして。

多分、東日本の人にとっては「福島」と言われれば福島県のことをイメージするんだろうけど、大阪府の中心近くにも福島区ってのがあるんで、大阪の人と話すときは間違いやすい。

福島区に住んでる知り合いが多い僕だけかな?

ま、いいや。

朝一で福島に着いたらちょっと肌寒くて「やっぱり10月なんだなぁ」と思った。

だけど、昼過ぎて午後になったらずいぶんあったかかったんだけどね。

夕方、さあ帰ろう、と駅に着いたら雪虫が飛んでた。

「ああ、雪虫なんて懐かしいなぁ」なんて懐かしく思った、、、、ってのは嘘です。

「雪虫」ってご存知ですか?

極々小さな虫で綿毛みたいなものがついているので雪のように見える、いや見えなくもない。

北海道では初雪の直前に飛んでいるので雪虫が飛ぶと「ああ、そろそろ雪が降るのか」と思う。

でもね、僕、北海道に10年も住んでいながら雪虫の存在が良くわかってなかった。「え?そんなのいるっけ?」という感じ。

改めて今回、福島で見て思ったけどあまりにも小さいし、力無く飛んでいるので
「埃かな?」と思っちゃうんだよね。

すいません、デリカシーが無くて。

とにかくまぁ雪虫も飛び、それから、テレビでは「ササラ電車の準備が…」なんてやってた。ササラ電車ってのは除雪のために前部に笹のローターをつけた路面電車のことね。この名称も札幌を離れてから知ったんだけど。

だいたいさぁ、物心ついてから札幌で暮らし始めた人って、札幌の人が当然知っておくべき知識がぽこって抜けてたりするんだよね。

雪虫にせよササラ電車にせよ、地元の人は子供の頃に「あれなーに??」なんて言って知るべき知識なんだろうな。物心ついてしまうと興味なければそういうのに気づかなかったりするし。

ほら、「北海道は節分に落花生」ってのもね、一人暮らししてたら節分なんかしないわけで、長年いたって何かのきっかけがなければ知ることもない。

よくわかんなくなってきたけど、まぁそろそろ北海道には雪が降るんだろう、という話。

10月末に出張で行く予定なんだけど、その頃にはコート要るかなぁ?靴はまだ夏靴でいいよね。

長くいたくせにその時その時の札幌の寒さというのがよく分からなくて困る。

東京が暑いんでTシャツ短パンで行ったら寒くて仕方がない、とかさ。

そういうときに毎回思うのは、「そうそう大学の頃、大学祭(たぶん10月)の夜は寒かったよなぁ」ということ。

大学祭なんで毎回夜まで飲んでるわけだけど、だいたい店じゃなくて大学内のテントで飲む。そうすると毎年一夜目は「あれー、10月ってこんなに寒かったっけ?」と震えることになる。

学習しない人々なので。

仕方ないから日本酒だのウィスキーを飲むわけだけど。

僕だけなのかな?いや、男性はだいたいそうなんじゃないかと思うけど、春秋の微妙なときの服装ってよく分からないよね。

東京にいながら「札幌は15度かぁ、何着て行こうかな?でも寒くたって朝晩だけでしょ?ずっと外に立ってるわけじゃないんだし…」と思ってなめた格好してって後悔することになる。

同じく、人からさ、「今度、東京行くんだけどTシャツで大丈夫?」なんて聞かれると「ああ、大丈夫だよー、俺もずっとTシャツだから」なんて答えて「寒いじゃないの」なんてお叱りを受けたりする。そもそも僕を基準に考えることが間違い何だけどね。

うーむ、困ったもんだねぇ。

と、そう考えると10月末の出張は本当にコートが無くていいのか、と不安になってきたなぁ。マフラーくらいは持っていこうかな。
コメント (3)
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