浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

とつぜん踊りだす

2009-10-16 22:54:05 | 注目サイト
僕の好きな映画のパターン、っての前も書いたけどこんな感じ。

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・仲間がいる。(理想は天命で導かれる、というだけどまぁ普通の仲間でもいい。アンタッチャブルとか)
・傍らに天使がいる。(悪魔でもいいけど。ゴッドアーミー、ベルリン・天使の歌、天使は瞳を閉じて)
・音楽シーンがある。(モ’ベター・ブルース、コミットメンツ)
・群像劇で、別のシーンの人がまた出てくる。(ショートカッツ、パルプ・フィクション、本だけど「終末のフール」)
・ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノが出てる。
・マフィアが出てくる。理想は黒スーツ、黒ネクタイ、サングラスで。(レザボア・ドッグス)
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音楽シーンのある映画、たとえば「スウィングガールズ」とか「モ’ベター・ブルース」「コミットメンツ」みたいに必然的に演奏シーンがある、というのもいんだけど、理想は『いきなり歌いだす』というのがいい。

たとえば「マンマミーヤ」とか「ブルース・ブラザーズ」とかね。

僕自身は歌なんてカラオケくらいでしか歌わないけど、音楽の始まりって感情が高ぶって突然歌いだしたくなる、ってもんなんじゃないかなーと思うんだよね。

「ブルース・ブラザーズ」だとさ、レイ・チャールズのシーンとかジェームス・ブラウンの教会シーン、アリサ・フランクリンのシーンなんかがいいよねー、歌う必然性はまったくなくて。

Blues Brothers - Twist it (Shake Your Tail Feather)


James Brown- blues brothers


いやしっかしこのシーン僕もう何十回見てんだか。。。好きなんだもの。

さらにいいのはさ、これとかって「とつぜん踊りだしている」んだよね。

レイ・チャールズのほうの30秒くらいからジェイクとエルウッドも踊りだしているし、教会シーンの1:30くらい、男性たちが「よいさよいさ」やってるのも最高!

(ほんとは「Think!」のシーンでめんどくさそうに踊るジェイクとエルウッドが最高なんだけどみっからなかった。。。あー、また見たい)

「マンマミーヤ」の「Dancing queen」も最高だったよなぁ。

もうみんな忘れて歌えばいいんだよ、You!踊っちゃえばいいじゃん!彼女に告っちゃえばいいじゃん!

つーことで面白ビデオ見つけました。
Sound of Music | Central Station Antwerp (Belgium)

駅でいきなりみんなが踊りだすの。

最初に踊ってるランドセルの女の子かわいいなー。

「なにがはじまったんだ?」と戸惑ってる振りして踊りだすサラリーマンのおっちゃんもいいね。お前も仲間かい!って感じで。

幸福なシーンだねぇー。

こういうの目撃したらどうだろうな。
僕だった突然すぎて固まっちゃうかも知れないけど。

でも最後にさ、みんなで拍手、ってのがいいよね。

辞めること

2009-10-16 00:47:24 | 仕事
天高く馬肥ゆる秋。

いやー、体重増えた(涙)

タバコ止めた、といういいわけもあるし、なんだかんだ飲むことも多いし。

ご存知かも知れないけど僕は会社のすぐ近くに住んでます。

同じように会社近くに住んでる独身男性なんかと「じゃ晩飯でも」と飲むことが多いんだよね。

さらにはうちの会社は出入りも多いので、いつも飲んでた人が退職したりして新しい人が引っ越してきたりして、そういう人はまぁ新鮮なんでさらに「じゃ飯でも」となっちゃうわけです。困ったもんだ。

僕が今、勤めている会社は僕にとっては一応履歴書上、3社目で8年在籍していることになるのかな?

それまで勤めた会社は長くても1年程度だったから、今の会社もこんなに長く勤めるもんだとは思ってもみなかった。

つーかそもそも何やってる会社かよく分からなかったしね。

そんな人間よく入社できたもんだ。

よく半分冗談半分本気で言うんだけど、「どさくさに乗じて紛れ込んだ」ようなもの。

だってさ、ちょっと前の新入社員なんて東大京大、早慶だの有名大学出身者ぞろぞろいるんだよ。

中には東大の大学院卒業、なんて人がいてさ。

正直、うちの会社がそんなに悪い会社とは思わないけど(個人的には好きだからこんなに長く勤めてるわけだけど)、東大大学院なんて出たらさー、「他に色々行くところあるんじゃない?」と思っちゃうよね。まぁそりゃその人の選択なんだろうけどさ。

今の会社に生涯いるつもりは無いんですよ。

うちの会社に居る9割の人がそう思っていると思う。うちに入ってくる人の多くは「数年、この会社にいて経営を学び独立したい」って希望を持ってる。

僕はそもそもそういうつもりはあまり無かったんだけど。

うちの会社に入って年が経てば経つほどその気持ちはどんどん無くなってく。

だってね!

経営者って大変なんだもの!!

昔はさー、「社長はいいよなぁ、儲かって昼間からぷらぷらして」なんてイメージだけで思ってたけどそんな社長どこにも居ないわ。

毎日毎日資金繰りに追われ、25日になったらきっちり社員に給与を払い、、僕には出来ん。

経営者ってよっぽど腹を括ってないと出来ないよ。

その対価としてたまに平日ゴルフ行ったり外車くらい買ったって僕は「いいんじゃない」と思うところもある。

僕が、腹を括って独立して自分で事業をやる、というつもりは一生無いか、と言われるとわかんないけど少なくとも現時点ではあまり無い。

とはいえ今の会社にしばらくいるか、と言われると「それもなぁ」と思うところがある。決して安定しているとは言いがたいしね。

なんだけども「じゃあ転職するの?」といわれると「それもなぁ」という感じでどうにも悶々とした感じですんませんね。

たとえばさ、転職、いや、いまの会社を「退職」ということを考えると一気に「ああ、あのお客さんはたぶんがっかりするだろうなぁ」とか「とはいえあんないい思い出があったなぁ」と思ってしまってどうにも持っていかれそうになって思考が停止してしまう。場合によっちゃあうっすら目に涙がにじんできたりもする。

そりゃそうだよ。

だってもう8年も同じ会社に居るわけだから、小学校よりも大学よりも長くひとつの組織に居る、ってことで思い出も多くなるわ。

いつかは多分辞める、でもそれがいつかは分からない、という状態ということですね。

いつか、辞めるときはせめて筋を通そう、とは思っているんだけどね。

円満退職がいいよね~。

それでさ、さらにたまにうちの会社でもあるんだけど、退職した後、元のお客さん(つまりうちのお客さん)に対してセールスをかける人がいるのね。

まぁそれ自体はいいよ。それも「人脈」でそれを利用することだっていいでしょう。

たださ、元の会社、つまりうちのことを悪く言うのはいただけない。

いや、いるんですよ、たまに。

ちょっと前までうちの会社を売り込んでいて、会社が変わったら手のひらを返して「あそこはダメ」とか言うのってその人自身の人間性すらお客様から疑われると思うんだけどなぁ。

そんなことはしたくないもんですなぁ。