今年はなんとなく転機になりそうな気がしています。
色々あって色々振り返りましてね~。世の中の出来事ってのは来るときにいっせいに来るから。
最近、色々な人に色々オープンな相談をしています。
もうかっこつけても仕方ない。
皆さん、心よく相談に乗っていただけまして。
(え?本当は嫌がってる?)
その中で、ある人から言われたこと。
「あなたは強い。でも、唯一の弱点は弱みを見せないこと」
うーむ、深い。
こんな台詞、どの本読んだって出てこないよ。すごい。
実は以前から、この人からこの台詞はよく言われていたんだけど、正直、今まではわかっていなかった。正直、「そう?見せてるじゃん、じゅうぶん。(つーか俺、弱くないし)」と思っていた。
でも最近思うんだけど、僕は今まで自分の弱さに気づいていなかっただけなんだ。
「すべての人が病を抱えて生きている」というのは知識としてはなんとなく「そうかな」と思っていた。
でも、僕は自分だけは心身共に健康だと思っていた。
違うんだよね、当たり前だけど。
去年、身体を壊して入院して、「あ、俺も身体を壊すんだ」と思った。
だってね、それまで僕、超健康優良児だったんですよ。そりゃ体重のことは目をつぶっていただいてさ。健康診断はあんまりひっかからないし、入院なんてしたことないし。血気盛んで怪我したことはたくさんあるけど。2階から飛び降りて靭帯損傷したり、足でガラスのドア開けようとして割ったり。
去年、救急車で運ばれて、すぐICUで処置と検査を受けて、朝起きて、朦朧とした中でお医者さんから聞いた診断結果。
「内臓で出血があって、ヘモグロビンが普通の半分になっていました。もし放置していたら最悪の事態になっていたかも知れません」
つまりもっともっと運が悪ければ最悪の事態になっていたかも知れない、ということ。「最悪の事態」というのは…、まぁ考えうる最悪の事態だろうな。
しかし、「病気慣れしてない」、というのも困ったものです。
僕は、運ばれる前の日は朝起きて「だるいけど風邪かな~。熱い風呂入ってがんがん汗出して寝れば治るかな~」と思っていたんだから。
もしそれをやっていたら出血は更にひどくなり、そしてそのまま寝ていたらそのまま起きなかった、、、ということだってありえたかも知れない。それを想像すると少しぶるっとなる。
まぁ風呂入る元気も無くて結果的に運ばれたわけだけど。
正直、大げさに言うと「あ、やっぱり俺もなにか間違えれば死ぬんだ」とすら思った。だってさー、超健康で生きてきた30代の男が死なんて身近に感じるわけがないじゃないですか。身の回りの近しい人を失った経験も少ないし。
精神的な面で言うと、最近、「あ、俺も『病』を抱えているんだ」ということに気づいた。まぁ僕レベルが『病』と言うと本当に病と闘っている人に失礼かも知れないので『癖』と言い替えてもいいけど。
ということでやっと自分も「ああ、俺だって弱いんだなぁ」と気づくことが出来た。
そう考えると、今までだって実は「弱さに気づきつつも見て見ぬふりをしていただけ」というところもあると思う。
よく人から「あなたは前向きだよね」と言われます。
それも深く深く考えてみると後ろを見たくないから前を向いているだけ、というところもある。
全方向をしっかりと見回して、「でも前を向いて生きていくんだ」という前向きさと、僕の前向きさは若干、違うんじゃないかと思う。
僕の前向きさは、後ろや横を見てしまうと自分のしてきたこと、失ってきたものに気づいて、愕然としてしまうだろうからあえて、前しか向いてないんじゃないかな、と思う。その前向きさって実は単なる臆病さ、そして視野の狭さ、なのかも知れない。
弱みを見せない、というのもそうで、弱みに気づいてしまうと自分で自分のことが嫌いになってしまいそうだし、もし人に弱みを見せてしまったらこんな人間誰も付き合ってくれないんじゃないか、という恐れもある。
でもさ、特にこの部分が良くないな、と思う。
だって、「強い自分を見せていたらこの人は友達で居てくれるけど、もし弱みを見せたらこの人は離れてしまうんじゃないか」という気持ちって相手のことを信頼しているとは言えないものね。
だから、ちゃんと自分の弱さと向き合ってこれからはちゃんと色々な人と向き合っていこうと思っています。
もし、まだ僕に幸運があって、自分の人生を共に歩んでいこう、と思える人が現れたら今度こそ、その人に自分の良いところも悪いところもオープンに見せて、そしてその人のすべてをちゃんと受け止めて、一緒に歩んでいく決意をしようと思っています。
すごく大仰になってしまったけど、今とっても落ち込んでいる、というわけでもなくてただ単に「そうなんだな~」と思っただけです。
だから、
こんな僕でも友達でいてくれますか?
いや、違うな。
こんな僕だけど僕はあなたとこれからも友達でいたいと思っています。
ただ、それだけ。
色々あって色々振り返りましてね~。世の中の出来事ってのは来るときにいっせいに来るから。
最近、色々な人に色々オープンな相談をしています。
もうかっこつけても仕方ない。
皆さん、心よく相談に乗っていただけまして。
(え?本当は嫌がってる?)
その中で、ある人から言われたこと。
「あなたは強い。でも、唯一の弱点は弱みを見せないこと」
うーむ、深い。
こんな台詞、どの本読んだって出てこないよ。すごい。
実は以前から、この人からこの台詞はよく言われていたんだけど、正直、今まではわかっていなかった。正直、「そう?見せてるじゃん、じゅうぶん。(つーか俺、弱くないし)」と思っていた。
でも最近思うんだけど、僕は今まで自分の弱さに気づいていなかっただけなんだ。
「すべての人が病を抱えて生きている」というのは知識としてはなんとなく「そうかな」と思っていた。
でも、僕は自分だけは心身共に健康だと思っていた。
違うんだよね、当たり前だけど。
去年、身体を壊して入院して、「あ、俺も身体を壊すんだ」と思った。
だってね、それまで僕、超健康優良児だったんですよ。そりゃ体重のことは目をつぶっていただいてさ。健康診断はあんまりひっかからないし、入院なんてしたことないし。血気盛んで怪我したことはたくさんあるけど。2階から飛び降りて靭帯損傷したり、足でガラスのドア開けようとして割ったり。
去年、救急車で運ばれて、すぐICUで処置と検査を受けて、朝起きて、朦朧とした中でお医者さんから聞いた診断結果。
「内臓で出血があって、ヘモグロビンが普通の半分になっていました。もし放置していたら最悪の事態になっていたかも知れません」
つまりもっともっと運が悪ければ最悪の事態になっていたかも知れない、ということ。「最悪の事態」というのは…、まぁ考えうる最悪の事態だろうな。
しかし、「病気慣れしてない」、というのも困ったものです。
僕は、運ばれる前の日は朝起きて「だるいけど風邪かな~。熱い風呂入ってがんがん汗出して寝れば治るかな~」と思っていたんだから。
もしそれをやっていたら出血は更にひどくなり、そしてそのまま寝ていたらそのまま起きなかった、、、ということだってありえたかも知れない。それを想像すると少しぶるっとなる。
まぁ風呂入る元気も無くて結果的に運ばれたわけだけど。
正直、大げさに言うと「あ、やっぱり俺もなにか間違えれば死ぬんだ」とすら思った。だってさー、超健康で生きてきた30代の男が死なんて身近に感じるわけがないじゃないですか。身の回りの近しい人を失った経験も少ないし。
精神的な面で言うと、最近、「あ、俺も『病』を抱えているんだ」ということに気づいた。まぁ僕レベルが『病』と言うと本当に病と闘っている人に失礼かも知れないので『癖』と言い替えてもいいけど。
ということでやっと自分も「ああ、俺だって弱いんだなぁ」と気づくことが出来た。
そう考えると、今までだって実は「弱さに気づきつつも見て見ぬふりをしていただけ」というところもあると思う。
よく人から「あなたは前向きだよね」と言われます。
それも深く深く考えてみると後ろを見たくないから前を向いているだけ、というところもある。
全方向をしっかりと見回して、「でも前を向いて生きていくんだ」という前向きさと、僕の前向きさは若干、違うんじゃないかと思う。
僕の前向きさは、後ろや横を見てしまうと自分のしてきたこと、失ってきたものに気づいて、愕然としてしまうだろうからあえて、前しか向いてないんじゃないかな、と思う。その前向きさって実は単なる臆病さ、そして視野の狭さ、なのかも知れない。
弱みを見せない、というのもそうで、弱みに気づいてしまうと自分で自分のことが嫌いになってしまいそうだし、もし人に弱みを見せてしまったらこんな人間誰も付き合ってくれないんじゃないか、という恐れもある。
でもさ、特にこの部分が良くないな、と思う。
だって、「強い自分を見せていたらこの人は友達で居てくれるけど、もし弱みを見せたらこの人は離れてしまうんじゃないか」という気持ちって相手のことを信頼しているとは言えないものね。
だから、ちゃんと自分の弱さと向き合ってこれからはちゃんと色々な人と向き合っていこうと思っています。
もし、まだ僕に幸運があって、自分の人生を共に歩んでいこう、と思える人が現れたら今度こそ、その人に自分の良いところも悪いところもオープンに見せて、そしてその人のすべてをちゃんと受け止めて、一緒に歩んでいく決意をしようと思っています。
すごく大仰になってしまったけど、今とっても落ち込んでいる、というわけでもなくてただ単に「そうなんだな~」と思っただけです。
だから、
こんな僕でも友達でいてくれますか?
いや、違うな。
こんな僕だけど僕はあなたとこれからも友達でいたいと思っています。
ただ、それだけ。