浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

脱力

2009-01-06 21:54:52 | 日記
なんと言うか今年は誰にあっても「年明けた気がしませんねー」という話になる。

毎年結構「よーし、今年はこれをやるぞ」と意気込んでたけど、今年は、力を抜いてゆるーく、いろいろやっていこうと思っています。

「やるぞ!」とグッと力を入れてしまうと案外ぽきっと行く。

なもんで、ゆるーくね、今年は。

まずだらだらとやっていることが、柔軟体操。僕ね、身体硬いんですよ、異常に。たとえば床に足を伸ばして座ると普通の人はまぁ前屈が出来るじゃないですか。僕は前屈どころが腰が90度以下にならない。

マッサージなんか行っても「こってますねー」といわれるし。

これはあんまり良くないだろう、と思って風呂上りにだらだら前屈をしたり股関節を伸ばしたりしています。

年末年始に野口体操の本なんかも読んでみたし。


…いやまぁ正直よくわかんなかったんですが。とにかく、身体をゲル状の液体をイメージするってことだよね。ゆるーく。

気のせいかも知れないけどおかげでジョギングしていても調子がいい。

あとね、なんとなく聞き上手、褒め上手、床上z、いやいや、「よく聞いてたくさん褒めよう」と思っています。

昔はかなり毒舌で通っていたけども最近はもう「褒めてナンボ」と決めております。

だいたいさー、相手を貶してもいいことなんてひとつも無いんですよ。

僕が思う褒め方の巧さ、というのはまず白帯レベルが「相手もまんざらでもないことを褒める」ということでしょうかね。

たとえば相手がいつもネクタイに気を使っていることを知っていて新しいネクタイをしてきたときなんかに「あ、いいネクタイですね」と褒める、とか。

このくらいはもう社会人としてのマナーのレベルになるね。

黒帯レベルが「相手が気づいていないところを褒める」ということ。たとえばそれは相手はまったく気にしていないんだけどはたから見てると「あ、いいな」と思うようなことを褒める感じ。これなんかは言われると満更でもないよね。

そして免許皆伝レベルが「相手も気にしているんだけどどう表現していいか分からないことを褒めて『そうそう、俺、そう言われたかったんだよ』と思わせる褒め方」。これなんかねー、僕はなかなか出来ないけどたまーに言われるといいですよね。

よう分からないけどワインのティスティングに似ているような気がする。「うーん、木漏れ日の中のひまわりのような…」(って本当にこんな事いう人がいるのかどうかわかんないけど)って言われて「そうそう!俺もそれが言いたかった!」みたいな気持ち。

やっぱりさ、褒められると気持ちがいいんだよね。

ここ2、3年で一番、言われてスィートスポットだったのは、「showくんの優しさは温泉のかけ流しのようにたっぷりですね」、ってやつ。友人を東京見物にご案内した後にメールで褒められたんだけどこれはうれしかったなぁ。

いっぽう最近は「いや嬉しくないわけじゃないけどほんまにそうかね?」と思う褒められ方も多々ある。

ここ数年多くなってきたのが「showさんは一人でもじゅうぶん楽しそうですよね」という言葉。これ、褒められているのかあきれられているのか分からないけど結構言われる。去年だけでも2、3回言われた気がする。

もーう、何にも分かってないよね。こんなに淋しがり屋いないのにさー。一人で楽しんでいるように見えるとすると、それは強がりでそりゃ僕だって人と遊ぶほうが倍以上楽しむっつーの。

あとね、「もてそうですよね」ってやつ。もー、なにこれ? 不特定多数にもてても仕方がないのさ。もーこの話でドッピオさんと二人して女の子に3時間説教したい。

おっと、褒め上手になるつもりが毒入ってきた。

ということで、今年は聞き上手、褒め上手、床上zzzzzzz