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甲陽学院、創立百周年記念音楽会風景(スケッチ&コメント)

2017-05-05 22:39:55 | スケッチ


創立百周年記念音楽会風景

江嵜企画代表・Ken


母校、甲陽学院、創立百周年記念音楽会が、昨年旧講堂を取り壊し平成29年の今年3月に竣工した中学新講堂お披露目を兼ねて、5月3日開かれた。フランスより招いたモラゲス木簡五重奏団による午後1時半からアンコール5曲入れて午後3時40分まで2時間強の演奏を堪能した。会場の様子をいつものようにスケッチした。

目の前に今年4月に中学に入ったのだろうか、椅子の背もたれからほんの少しはみ出すほどの小さな体に大きな頭を載せた生徒から描き始めた。右に目を向けると、生徒のおばあちゃんだろうか、お母さん、お父さん連れのご家族の姿を入れたあと、前へ前へ描き込んでいった。筆者が今も香枦園にある中学校に入ったのは昭和26年(1951)だった。白い風呂敷包に教科書などを入れ、夙川沿いに通った時の思い出が昨日の出来事のように思い出される。

演奏に先立ち今年4月中学校長に就任された今西昭先生は「第1回目の記念音楽会は昭和24年(1949)、先の戦争が終わった直後、殺伐とした雰囲気がただよっていました。そんな中にあって、生徒たちに豊かな情操を身につけてもらう。その為には本物の芸術に触れてもらいたいとの思いからでした。」という言葉から挨拶を始めた。

「生徒最優先という考えは初めから変わりません。新しくできた講堂は1,100人収容できます。生徒を最優先し、残った250の席を抽選で選びました。2倍の倍率のため申し込まれた生徒のご家族の方で入場券を手に出来なかった方が大勢おられます。」と今西校長は話を続けた。「今回モラゲス木簡五重奏団をフランスからお招きしました。メンバーのお一人ミッシエル・モラゲスさんはちょうど10年前の90周年の際、お招きしました。本物のアンサンブルをお楽しみください」と挨拶を終えた。

フルートを手に掲げて立ったミッシエル・モラゲスさんは笑みを浮かべながら「ヒャク・シュネン、オタンジョウビ、オメデト、ゴザイマス」と挨拶、会場を沸かせた。モ―ツアルト、木管五重奏曲変ロ長調から4曲を皮切りに、ファルカシュ、17世紀の古いハンガリー舞曲集から5曲、メンデルスゾーン木管五重奏曲イ単調から4曲を楽しんだ。

演奏が終わった後アンコールが型通り起こった。一曲で終わるかなと思ったが、「さくら,さくら」の日本の歌の編曲も入れてなんと5曲を楽しむことができた。フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン,バスーンのそれぞれの楽器の演奏者は、5人の内4人がフランスの著名なオーケストラの首席演奏者であり、フランス国立高等音楽院教授であることを会場で配布されたパンフレットで知った。

実はこの日の貴重な入場券は、中学高校同窓のSさんが惜しげもなく譲ってくれた。素晴らしい機会に恵まれ、母校とSさんにひたすら感謝である。(了)

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