手首の痛みの原因は?
昨日、営業終了時間間近になってから電話が入った。
内容は、
「娘の手首が痛いと言っています。今からでも何とかなりますか」
と言うことでした。
娘さんは中学生なので、来週の木曜日まで待たすわけにはいかないので、すぐに来てもらうことにした。
間もなくやって来た娘さんに、
「痛いのは手首だけ?」と聞いたら、
「はい。両手の手首が痛いんです」と言う。
「えっ?両方の手首?」と聞くと、
「はい。ピリピリしていたんです」と言う。
「ピリピリして痛い?」と最初は思ったのですが、脈診や脊椎診をして原因が分かった。
経絡治療から入り、その後にスタッフに千年灸をしてもらった。
そうこうしているうちにお母さんが来た。
「娘はどうですか?」と聞くので、
「うん。大丈夫のようですよ」と答えると、娘さんに向かって、
「どう?治った?」と聞いていました。
8割程度治ったので、
「これで大丈夫だと思いますので、あとは家で〇〇をして食べさせてください」とお願いして治療を終了した。
そして今朝は電話が入らなかったので、それで治ったと思います。
というのは、治ってなかったら、この方は留守電を入れてくるからです。
この娘さんの治療が済んでからスタッフに、「これこれしかじか」と治療法を説明しておいた。
臨床を学ぶには、臨床現場で学ぶのが早いので、多分スタッフも勉強になったと思います。
私が注意しているのは、
① 手首の痛みはこれが原因、とはしません
② 治し方はこのようにする、ともしません
③ 補助両方として家庭療法も教える、とは決まりません
診断と治療法の繋がりを教えるだけです。