ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

NY株式、過去最高値を更新、1月のISM米民間雇用統計予想外の増加、米国経済堅調を確認、コロナウイルス懸念後退で(学校で教えてくれない経済学)

2020-02-06 09:13:21 | 経済学
「コロナウイルス懸念の緩和と予想を上回る好調な米民間雇用データ、原油相場回復を受けて、NY市場は大幅反発、コロナウイルス売りに伴う値下がり幅を取り戻し過去最高値を更新した」と5日付WSJ紙電子版が伝えた。5日付けロイター電は「5日、NYダウは29,290ドル、483ドル,1.7%高、ナスダック、9,508,0.4%高、S&P500,3,334,1.1%高と揃って値上がりした。Vix恐怖指数が15.11へ5.1%低下した。債券が売られ10年債米債券の利回りが1.65%へ上昇した。ドルが買われ、1ドル=109.83円、1ユーロ=120.79円、1英ポンド=142.74円で取引された。ユーロは対ドルでの下げ基調が継続している。英ポンドは英国のEU離脱の1年の移行期間に入った。対EU各国、対米その他2国間での貿易交渉が簡単に進まないことが目に見えている。イングランド銀行も景気の先行きを厳しく見ている。英ポンドに買いを入れる可能性は乏しい。NY原油(WTI)がコロナウイルス懸念後退、OPEC+臨時会合開催を材料にバレル51.16ドルへ3.1%反発した。北海ブレンド、同56.46ドルと反発した。NY金はオンス1,560.55ドルとほぼ横ばいで取引された。」と伝えた。

5日付のロイター電は「NYダウ483ポイント上昇の内、米保険大手のユナイテッドヘルス、295ドル、5.0%高でダウ指数を100ポイント、IBM,156ドル、4.8%高で48ポイント、ボーイング、329ドル、3.7%高で78ポイントそれぞれダウ平均を押し上げた。この日のNY株反発にコロナウイルスワクチン開発が進んでいるとの一部情報が相場を支えた。5日発表されたISM民間雇用データが予想15.6万人増を上回る29.1万増が相場をリードした。中国が前日、市場に5,000億元投入、中国の長期債利回りが年初の3.169%から2.894%へ低下した。市場への巨額の資金投入が新型肺炎コロナウイルス感染拡大による中国国内での生産、流通活動停滞に歯止め効果があると好感された。」と伝えた。

5日付NYタイムズ紙電子版は「トランプ米大統領は5日、年頭教書で「米国地位低下は終った」と述べた。ペロシ下院議長との対立を鮮明にさせた。自らの弾劾裁判には一言も触れなかった。一方、アイオワで民主党党大会が開かれ最終結果は出ていないが、サンダース、ブテジエッジが僅差でリード、ウオレンが続くがバイデンは4位と大きく後退した。上位3位で民主党候補選びが展開される。」と書いた。5日のワシントンポスト紙電子版で「アイオワで5日、民主2020年大統領選で民主党大会が開かれ、誰が次期大統領に相応しいかで争われた。バイデン氏は4位と他候補に大差をつけられた。電子トラブルで最終投票結果は出ていない。一方、最新での米世論調査では69百万人のアメリカ人が弾劾裁判でトランプ有罪と回答している。有罪には2/3の賛成が必要だが、米上院の55%がトランプ無罪で投票を決めている。共和党上院でロムニー議員がトランプ有罪に鞍替えした」と伝えた。(了)

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喫茶C店・店内風景(スケッチ&コメント)

2020-02-06 06:40:06 | スケッチ



喫茶C店・店内風景

江嵜企画代表・Ken



近くの喫茶C店にほぼ日参している。時間帯はまちまちだがランチが多い。カウンターをスケッチしていた時、ある高齢の男性が店に入ってきた。

マスターとのやり取りを聞いていると初顔らしい。いきなり「瓶ビールある?」と聞いた。「缶ビールなら大がありますが」と答えた。「缶ビールでええよ」と客人は応じた。

客人は窓際に座った。筋向いにたまたま座っていた老齢の女性と客人との対話が聞くとはなしに聞えた。男性は今年80歳。25歳から鳶(トビ)をしていた。スポーつ新聞の下隅に載っていた広告を見て鳶職になった。60歳の定年のときに親方から「後2年延ばしたら年金が多めにもらえるから」というのでその分延ばしたあと辞めた。

トビとは鳶職のことである。平たく言えば建設現場で高所で作業をする人のことである。「辞めてからは、親方に頼まれ、「下」で若いもんにいろいろ教えていた。「上」にはいかんかった。それも70でやめた。」と話した。「2年前、嫁はんが79の時になくした。今一人暮らしをしている」とご婦人に、聞かれてもいないのに口にした。

ご婦人が「それは、お寂しいことで。。。」と応じた。「おらんようになって3月ほどは寂しかったかな。。。。今は寂しいこと、あらへん。毎日、仏さんにご飯とお茶供えてる。生きてると思てるからな。」と話した。

しばらく二人の客人の間に静寂が流れたような気がする。こういう話が今どき聞けるとは、今日はラッキーな日だなと正直思った。それで当欄でも番外で書いてみたいと思った次第である。

「15階、20階の仕事をやっていた。今は、40階、50階もあるでえ。山登りを若い時からやっていたので高いとこは慣れてた。同じ職場で、ようけ、落ちて死によった。怖いと思たらたら足が動かんようになるんや。簡単に落ちるんや。「下」に人がいると思たら落ちる。蟻やと思て仕事してると何ともないんや。怖いと脳が判断しよるから落ちるんや。」と話した。

「脳が判断すると落ちるんですか。。」とご婦人が応じた。それには答えず「わし喋るん好きなんや」と続けた。マスターが奥さんに「ビール追加、聞いてみて」と促した。「頼んます。」と客人は2缶目をそばに置いた。

「アルコールが入ると、よけい、喋りになるんや。ビールもええけど、焼酎も好きなんや。夏は水割り飲む。冬はお湯割りや。15度くらいは楽に行けるでえ。日本酒はあかんのや。日本酒を飲むと蕁麻疹が出よる。アレルギーなんや。」と客人は饒舌に喋った。

本心、続きを聞いてみたかった。所用があり店を出た。(了)

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