(学校で教えてくれない経済学)
① 新型肺炎コロナウイルス感染者数が1万人を突破した。英で一名、イタリアで2名、同
感染者が新たに出た、②米大手航空会社が中国便停止を決めた、③1月の米シカゴ景況感指数が42.9と12月の48.2から大幅悪化、景気判断を決める分岐点である50ポイント割れが続いた。悪材料山積を受けて31日のNYダウは、28,056ドル、603ドル、2.1%安、ナスダック、9,150,1.6%安、S&P500,3,225,1.8%安と揃って大幅値下がりした。NY外為市場では安全資産として米債券が買われ10年物米債利回りが1.52%へ下落ドルが売られ、1ドル=108.36円1ユーロ=120.18円1英ポンド=143.03円で取引された。NY原油(WTI)は新型コロナウイルス感染拡大で世界的な需要減懸念を材料に売られバレル51.06ドルへ急落。一方NY金は安全資産の一角として引き続き買われオンス1,586.40ドルと続伸した。
31日のロイター電によればNY株式市場で30のダウ採用銘柄中、IBM,143ドル、5.1%高でダウを47ポイント押し上げ含む4銘柄のみ上げたが、26銘柄が大幅値下がり、ダウを609ポイント押し下げた。中でもアップルが309ドル、4.4%安、ダウを97ポイント、ピザ、198ドル4.4%安、62ポイント、ボーイング318ドル1.6%安、34ポイント、ゴールドマン、237ドル、2.6%安 、43ポイントダウ平均を引き下げた。一方、ナスダックは全体としては1.6%下げたが、アマゾン株が一人気を吐き2019年10-12月期、増収増益決算を発表、2,008ドル、7.3%急騰、米国4位となる時価総額1兆ドル企業仲間入りしたと伝えた。
米企業関連では、31日のNHKニュース電子版は「ボーイングが1997年以来初の赤字決算を発表、事故機737MAX機の運航再開の許可がFAA(米連邦航空局)から出ない。同型機の70%の部品を製造しているスピリット・エアロシステム社は全従業員人の20%にあたる2,800人の一時解雇を今年に入り実施した。ボーイング737MAX操業停止が米製造業停滞を象徴する出来事として受け止められている。」と現地特派員報告として紹介していた。
31日付けのNYタイムズ紙電子版は「①米国務省の勧告を受けて、デルタ、ユナイテッド、アメリカンエアが中国便運航停止を発表した、②英国のEU離脱最後の夜を迎え、祝う者、悲しむ者、悲喜こもごもの動きが英国内外で見られた、③ポンぺオ米国務長官がトランプ弾劾裁判中、ウクライナ訪問した、④イタリアで2人、新たにコロナウイルス感染者が確認、フエイクニュースがSNSで広がりクルージング船がイタリア入国を拒否された、⑤コロナウイルをチャイナウイルスと呼び、中国品排斥を唱える動きが欧米でみられる」と伝えた。
31日付けで日本関連のニューとしてロイター電は「日本とEU間での貿易協定が2月に締結、相互に関税が引き下げられた。これにより11月までのデータだが日本でワインの輸入が21%増加、一方、日本の牛肉がEU向けに32%増加、日本酒が13%増加した」と伝えた。大荒れの年明けでスタートした2020年も早や2月である。健康第一で送りたい、(了)
① 新型肺炎コロナウイルス感染者数が1万人を突破した。英で一名、イタリアで2名、同
感染者が新たに出た、②米大手航空会社が中国便停止を決めた、③1月の米シカゴ景況感指数が42.9と12月の48.2から大幅悪化、景気判断を決める分岐点である50ポイント割れが続いた。悪材料山積を受けて31日のNYダウは、28,056ドル、603ドル、2.1%安、ナスダック、9,150,1.6%安、S&P500,3,225,1.8%安と揃って大幅値下がりした。NY外為市場では安全資産として米債券が買われ10年物米債利回りが1.52%へ下落ドルが売られ、1ドル=108.36円1ユーロ=120.18円1英ポンド=143.03円で取引された。NY原油(WTI)は新型コロナウイルス感染拡大で世界的な需要減懸念を材料に売られバレル51.06ドルへ急落。一方NY金は安全資産の一角として引き続き買われオンス1,586.40ドルと続伸した。
31日のロイター電によればNY株式市場で30のダウ採用銘柄中、IBM,143ドル、5.1%高でダウを47ポイント押し上げ含む4銘柄のみ上げたが、26銘柄が大幅値下がり、ダウを609ポイント押し下げた。中でもアップルが309ドル、4.4%安、ダウを97ポイント、ピザ、198ドル4.4%安、62ポイント、ボーイング318ドル1.6%安、34ポイント、ゴールドマン、237ドル、2.6%安 、43ポイントダウ平均を引き下げた。一方、ナスダックは全体としては1.6%下げたが、アマゾン株が一人気を吐き2019年10-12月期、増収増益決算を発表、2,008ドル、7.3%急騰、米国4位となる時価総額1兆ドル企業仲間入りしたと伝えた。
米企業関連では、31日のNHKニュース電子版は「ボーイングが1997年以来初の赤字決算を発表、事故機737MAX機の運航再開の許可がFAA(米連邦航空局)から出ない。同型機の70%の部品を製造しているスピリット・エアロシステム社は全従業員人の20%にあたる2,800人の一時解雇を今年に入り実施した。ボーイング737MAX操業停止が米製造業停滞を象徴する出来事として受け止められている。」と現地特派員報告として紹介していた。
31日付けのNYタイムズ紙電子版は「①米国務省の勧告を受けて、デルタ、ユナイテッド、アメリカンエアが中国便運航停止を発表した、②英国のEU離脱最後の夜を迎え、祝う者、悲しむ者、悲喜こもごもの動きが英国内外で見られた、③ポンぺオ米国務長官がトランプ弾劾裁判中、ウクライナ訪問した、④イタリアで2人、新たにコロナウイルス感染者が確認、フエイクニュースがSNSで広がりクルージング船がイタリア入国を拒否された、⑤コロナウイルをチャイナウイルスと呼び、中国品排斥を唱える動きが欧米でみられる」と伝えた。
31日付けで日本関連のニューとしてロイター電は「日本とEU間での貿易協定が2月に締結、相互に関税が引き下げられた。これにより11月までのデータだが日本でワインの輸入が21%増加、一方、日本の牛肉がEU向けに32%増加、日本酒が13%増加した」と伝えた。大荒れの年明けでスタートした2020年も早や2月である。健康第一で送りたい、(了)