ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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新型肺炎コロナウイルス懸念が再び台頭、NY株続落、一方、安全資産として米債券、ドル、金が買われた。10年米債利回り一時1.50%、1ドル=112円、NY金、オンス1,622ドルへ続伸

2020-02-21 09:15:16 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「20日のNY市場では、新型肺炎コロナウイルス感染拡大懸念が再び台頭、ひいては世界経済に打撃を与えるとして、株が売られた。一方、安全資産として米債券が買われた(利回りは低下)。同じく安全資産としてドルおよび金がともに買われた。ダウは29,219ドル、128ドル、0.4%安、ナスダック、9,750,0.7%安、S&P500、3,373,0.4%安と揃って値下がりした。NY外為市場で1ドル=112.06円、1ユーロ=120.89円、1英ポンド=144.36円と対主要通貨で円が値下がりした。NY原油(WTI)はバレル53.73ドル、NY金はオンス1,622.25ドルと続伸した。」と20日付けロイター通信電子版は伝えた。

上記ロイター電は「NY株式市場では、アップル、320ドル、1.0%安、マイクロソフト、184ドル、1.5%安、ボーイング、336ドル、0.6%安と中国関連銘柄が売られた。10年物米国債の利回りが一時、年1.5%へ下落、ゴールドマン、232ドル、1.9%安と金融株が売られた。この日、ドルと金がともに値上がりした。利回り低下も安全資産としてドルが買われた。これは異例の事態である。金利がつかない金が7年ぶりにオンス1,600ドルを突破したあとも続伸している。一方、年初から値を飛ばしていた電気自動車テスラ株がこの日、一時4.5%値下がりした。宇宙観光を謳い2月だけで118%上げていたビルジン・ガラクテック株が5.1%急落した。少なくとも年内一杯は金利政策に変更なし、世界的な低金利が継続すると楽観視してNY株式市場は過去最高値を更新していた。ユーフォリア(Euphoria)(幸福感、陶酔感)状態にあった。そこへ新型肺炎コロナウイルス感染拡大という予想外の事態にいま遭遇している。」と記事を続けた。

一方、21日付けNHKニュース電子版は「①20日、日本商工会議所は2月12~18日期間、我が国2,600以上の中小企業を対象に新型コロナウイルスの影響調査結果を発表した。60%が影響を懸念、「影響は長期化すると答えた企業が52.4%に達した」、②中国、湖北省、保険当局は、中国、新型肺炎コロナウイルスで20日、新たに115人が死亡、死者の数は2,233人日に達した,③習近平主席は、20日、コロナウイルス感染問題で各国首脳と電話会談を行った。」と伝えた。

20日付け英フィナンシアルタイムズ紙電子版は「2020年米大統領選挙、民主党候補テレビ討論会が20日開かれ、ブルームバーグ対その他候補と間で非難の応酬が行われた、②米中貿易戦争は目下停戦状態にある。一方、米インド間での貿易戦争が新たに出てきた。③中国経済は4.4%の伸びに減速する見通しが出てきた。経済減速を食い止めるため中国中央銀行は7兆円規模の資金供給を始めたが、中国はなお1.1兆ドル(約132兆円)の不良債権を抱えている」と書いた。

新型肺炎コロナウイルス死亡者は高齢者に犠牲者が多く出ている。不要な外出を控え、良質な睡眠とバランスの取れた栄養で免疫力をつけて健康第一でしのいでいきたい。(了)

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