ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

米インフレ懸念から、NYダウ123ドル安-学校で教えてくれない経済学

2005-10-06 08:46:08 | 経済学
10月5日、NY株式市場は、9月の全米供給管理協会発表の
非製造業景気指数が、8月の65から52.3へ下落、9月の
価格指数が8月の67.1から81.4へ増加したことを嫌気
して、前日比123ポイント下落し、3営業日連続の下げで都合
下げ幅は250ドル以上となった。

エネルギーコスト上昇を企業は売値に転嫁する。一方、エネル
ギーコスト上昇で消費者の購買力は低下する。米GDPに占める
個人消費は65%であるから景気減速の悪材料となると投資家
は弱気になりやすい。

米連銀理事がタカ派的(利上げ)発言をくりかえし、年内2回各
0.25%利上げにとどまらず2006年も利上げ継続を示唆して
いる。

米長期金利は海外からの米債券投資が根強く続いていることで、
住宅ローン金利に連動する米10年物国債の利回りは年4.3%
台で現時点では安定している。ただ、短期金利の誘導目標のFF
レートが上がり続ければ長期金利も安泰ではないという連想の
ようだ。

一部では、米中古住宅の売り物件が増加し、住宅価格がピーク
アウトする兆しがではじめたこともNYダウ下げに影響している。

この日のNYダウ下げにはGM株が4.8%下げたことも影響した。

一方、インフレ懸念に火をつけた原油相場(WTI)は、この日、
バレル1.11ドル下げ、62.79ドルで取引を終えたが株式
市場は無視した。
NY株式市場は、原油相場のこのところの下げは一時的と見て
いるのかもしれない。

欧米人はインフレ懸念に敏感に反応する傾向が強い。過去の
悪夢のインフレ体験を民族として継承しているのであろう。

日本では原油高騰でも比較的冷静におれるのは1ドル=110
円台の為替レートの恩恵が大きい。さらにゼロ金利同然の低金
利に政治家もマスコミも含めて国全体が完全に麻痺している。

いつまでも異常な状態が続く道理はない。資源のほぼ100%
を海外からの輸入に頼りきっている日本という国の現実を忘れ
ることは出来ない。(了)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貴公子みたい

2005-10-06 08:23:56 | 情報や案内及び雑談

スパティフィラム

写真の原画は、 haittyさんに貸して頂きました。


疲れが溜まってきて、頭の回転が、コトコト、ガキン、コトコト、
と遅くなってきました。(笑)

ブログ友達の方から「花博士」と呼ばれているhaittyさんのブログ
を覗いたら、貴公子のような花が咲いていた。

高いツメ襟の服を着た貴公子を見たような感じを受けたので、休憩
がてら、バックを一色にしようと思い、いろいろな色を入れてみた
のですが、この高貴な色、欲求不満の色と言われる紫以外は、どれ
も合わない。

純白の花をもつスパティフィラムは、その姿がたいへんに清楚で、
華麗で、優雅で、甘い香りもするそうです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする