今から42年前の1983年3月27日に、第12回東京音楽祭世界大会が日本武道館で開催されました。ルネと妹ナタリー・シマールがプレゼンターとして招かれ、1975年の4回目の来日以降、ずっとルネの再来日を熱望していたファンにとって、9年ぶりに成長したルネを見ることが出来る、またとないチャンスでした!
そして今回は、ルネと妻マリー=ジョゼの昨年11月の日本旅行について書かれた記事の後編の最後に「ルネ・シマールのキャリアにおけるもう一つの特別な瞬間が 66 ページで紹介されています。」と書かれていたページの紹介です
50 ANS APRES SON TRIOMPHE À TOKYO 東京での勝利から50年
RENÉ SIMARD RETOURNE AU JAPON
ルネ・シマールが日本に戻る
▲左:ルネ・シマールと妹のナタリー、リベラーチェ、そして母親のギャビー。
右:1977年、リベラーチェの楽屋にて母親と一緒に。
SOUVENIRS 思い出
JANVIER 1977 1977年1月
RENÉ SIMARD CHANTE AVEC LIBERACE
ルネ・シマールがリベラーチェと歌う
1977 年はルネ・シマールにとって華々しいスタートを切りました。東京音楽祭世界大会(1974年)でグランプリを受賞した後、数々のトークショーに出演してアメリカでも注目を集め、その成功によりリベラーチェ Liberaceのチームに加わりました。
彼は夜な夜な、ラスベガス・ヒルトンのステージで、他でもない、国際的に名声を誇るこの偉大なピアニストと共演しました。
第1部では、まだ16歳にもならない若い歌手が、エルヴィス・プレスリー Elvis Presly、トム・ジョーンズ Tom Jones、フランク・シナトラ Frank Sinatraを迎えたこのステージで歌いました。公会堂は毎回満員で、ルネも満足でした! これに続いてアメリカ・ツアーが行われ、アリゾナ、フロリダ、アラバマ、インディアナ、オハイオ、ミシシッピ、ニューヨーク、フィラデルフィアを訪問しました。
ショーを発表するプレス・リリースでは、ルネについて次のように説明されています。
「リベラーチェは観客に新しい才能を紹介することを楽しんでいます。」ルネ・シマールはカナダ最大のスターの一人です。彼の生まれ故郷であるケベック州では、彼のレコードの売り上げはすでにビートルズやエルビス、その他のどのフランス系カナダ人アーティストのレコードも合わせた売り上げを上回っていました。ルネはすでにアルバムで12枚のゴールドレコードを獲得しており、シングル(45回転)レコードでも10枚のゴールドレコードを獲得しています。その評判はカナダから日本、フランスまで広がっています。
1977年にジャーナリストのマリー=スザン・ラリヴェMarie-Suzan Lariveeが行ったインタビューで、彼はこの経験について次のように語っています。「私にとって、リベラーチェは非常に並外れたプロフェッショナルな人物です。リハーサル中、彼は私をより洗練させ、より良いポジションに立てるよう、あらゆるアドバイスをくれました。今後は、学ぶべきことがたくさんあるとわかっているので、一般の人々にさらに多くのことを提供できるように最善を尽くします...」
▲左上:リベラーチェ Liberaceのステージのルネ ▲▼リベラーチェ
▲1983年に出版されたバシャン姉妹の本「 RENE ET NATHALIE SIMARD LES ENFANTS CHERIS DU SHOW-BIZZ 100 PHOTOS 」より(現在eBayに出品されています 購入希望の方はお早めに♪)
「ルネとリベラーチェ 」については過去ログで紹介していますので、そちらの記事もお読みいただければ幸いです
3月も明後日で終わり、来週火曜日の4月1日から、いよいよ新年度が始まります。先週の暑さのため、関東地方でも各地で桜の開花が連日報じられていますが、今日から冬の寒さに逆戻り★ ルネ友のみなさまも、体調には十分に気を付けながら、気持ちを切り替えて新年度を迎えましょう!
そして、次回は何の記事を紹介しようか悩んでいたのですが、冒頭で書きました「第12回東京音楽祭世界大会」について取り上げた、ルネとナタリーのファン・クラブ会誌を紹介したいと思います(^^♪
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