ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ルネの家の謎

2008年06月21日 | ルネの家
 「ルネの家」については、過去ログで何度も取り上げてきました。
 記事を書いた最初のきっかけは、ルネが子供の頃に住んでいた家を紹介したYouTube映像を発見したからでした。そこには、私が新婚旅行で行ったケベックのオプショナル・ツアーで、現地係員さんに案内していただいたオルレアン島の「ルネの家」が映っていました。それはルネがデビュー後に購入した家で、オルレアン島のセント・ペトロニーユ村にあります。ルネが母ガブリエルにプレゼントしたので、現在は母の所有になっているということです。

※過去ログ カテゴリ「ルネの家」①~⑥
http://green.ap.teacup.com/applet/rene_simard/msgcate13/archive

 前に住んでいたのが外国航路の船長だったことから、『船長の家』という愛称で呼ばれていたこの家は、日本の雑誌でも紹介されていました。私が撮影してきた写真でご覧いただくとともに、カナダのルネ・ファン、ケーシーさんのYouTube映像も一緒にご覧ください。ルネが生まれたシクーティミの家の映像もありますよ。


※YouTube映像”Simard Houses”
http://jp.youtube.com/watch?v=NrRm3HtWvi0

 また、シクーティミからオルレアン島に移り住んだ最初の家は、『白い家』と呼ばれ、シマール一家はこの家の2階を借りて住んでいました。オルレアン島で私が一番見たかったのもこの家でした。こちらはルネのデビュー25周年記念誌で紹介されていた画像をご覧ください。


 さて、今回「ルネの家の謎」という題にしたのには訳があります。それは、『月刊明星』の特集記事『ルネは童話の街で笑っていた』で、「ルネの家」として紹介され、ルネの部屋や庭の画像が掲載された家は、前述の『船長の家』とは別の家だったからです。『中二時代』に載った、第3回東京音楽祭世界大会グランプリ受賞の記事に、「母ガブリエルの故郷モントリオールに大きな家を建てた」と書かれていたため、その画像の家がモントリオールに新築した家なのかと思い、しゃむねこさんのコミュニティーサイトでカナダのルネ・ファンの方たちに聞いてみたところ、その写真の家は、ルネの家ではないということで意見が一致したのでした。


▲月刊明星』の特集記事より


▲日本のTV番組で家族の写真を説明するルネ
 写真は同じ場所で撮られたもの


 ところが、ルネの家族写真が撮られた部屋は家具が少なく、生活感がないので、日本の取材のために用意された家だったのかもしれないということになりましたが、いろいろ調べていくと、デビュー25周年記念誌に「セント・ペトロニーユのシマール家の午後のひととき」と紹介された写真は、日本で紹介されたものの別アングルの写真だったりします。


▲デビュー25周年記念誌より

 確かにケーシーさんのYouTube映像には、下の『疑惑の写真』の家は出で来ません。さらにカナダのファンの方々から、『白い家』と『船長の家』以外に、少年時代ルネが住んでいた家は無いという情報が寄せられていますので、『月刊明星』の記事に写っている家と庭は別の家なのでしょう。そして、そう考えていくと、家族写真の撮られた部屋は『船長の家』のものということになります。窓の形や部屋をよく観察してみても、『船長の家』と考える方が正しいのかもしれません。


          ▲ルネの家と庭? 疑惑の写真

 また、同じ服を着ているので、同じ取材の時に撮影されたと思われるルネとナタリーとレジスの写真もあります。

        ▲Passion Rene et Nathalie Simardより

 さらに、日本のルネ・ファン・クラブ『メープル・メイツ』で紹介された写真と別アングルの写真があったり…。こちらは、家の感じからも『船長の家』で撮られたもののようですが…。

▲ルネ・ファン・クラブ『メープル・メイツ』の会誌より

            ▲カナダのファン・サイトより

 取りあえず、ルネの家として紹介されていた画像を紹介するのみで、結論が出ないまま今回の記事を終了させていただきますが、本当のところはどうなのでしょう? それは、書いている私自身が一番知りたいことですね(苦笑)。

 ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非情報をお寄せください。よろしくお願いいたします!
コメント
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