柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

平成28年、どんなお正月でしたか?

2016年01月04日 | 私の半径100メートル
あけましておめでとうございます。

今日から事務所に出ています。

昨日まで毎年恒例の「母と一緒のお正月」でしたが
無事に東京へ帰りました。
いいお天気で暖かく、東京のビル暮らしの母には
最高の日光浴三昧でした。

昨日の午後に、主人の知り合いの方から緊急連絡が入りました。
まだ30歳くらいの青年ですが、お母様が危篤になったそうです。

どうしたらいいのか分からないので、教えて欲しいという電話でした。
葬儀社を探す事(場所、宿泊の不可、安置の不可)
安置場所を決める事
お母様の預金が凍結される事
葬儀の規模を考える事
などを教えました。

そして何よりお母様の側で話かけたり
手をさすってあげたりすること


今朝、連絡があり昨日の夜中に亡くなられたそうです。
「まだ時間はあると思っていて・・・・ こんなに早いとは・・・」
昨夜のうちに葬儀社と打合せがあり、頂いた見積書をファックスしてきました。

内容を確認してあげて、今後のアドバイスをしました。

まだ60代のお母さまです。
お父さんと弟と彼とで葬儀の準備をします。

年明けで混んでいて葬儀は1週間後です。

「間延びしちゃいそうで・・・」といってました。

「急だったから、お母さんが家族との時間をたっぷり取ったのでは?
仕事にも行けるし、その間にお母さんの事を考えるたびに
してあげたい事が思い浮かんでくるから、この時間を大切にね」と伝えました。



お正月といっても、人によって違う時間が流れていくのですね。