柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

私の家族と親戚   私がエンディングノートを作った理由

2020年08月20日 | エンディングノート
親戚が集まるのは冠婚葬祭。
今のコロナ騒動ではそれさえ難しくなりましたが・・・

主催者としての不安に「あの人誰だっけ?」ということありますよね。

何十年ぶりかの対面であれば、容姿も変わります。
それだけでなく、結婚、離婚、再婚、転職、退職、引越しなど
年月の流れと共にこちらが知り得ない状況も多々あります。

義母の葬儀が終り最後の会食の時に
私の提案で、各自に自己紹介をお願いしたことがあるんです。
最初は「何でそんなこと?」と多少ざわめきましたが
すすめるうちに、皆が興味を持ち始め
葬儀中の疑問が解消された「頷き」があちらこちらで起きました。

親戚といえども始めての顔合わせで
居心地が悪かった人もいたはずです。

その後は改めて挨拶にまわっている人もいて
急に和やかな雰囲気になりました。

意外と身近な叔父、叔母を知らなかったり
姪や甥の顔や名前もわからないなど、よくあることです。

そのつもりでアクティブノート(エンディングノート)には
簡単な家族関係が書けるようになっています。

この項目は、私の住所録のヒントで作成しました。
私の住所録は
年賀状、喪中はがき、転居はがき等から情報を得ると
本人の名前や住所だけでなく
配偶者や、子供達の名前や生まれた年などをメモしています。

住所録はその他大勢が載っていますが
エンディングのイートには最小限必要な関係がわかるようにしてあります。

この親戚欄で私がいつもアドアイスすることがあるんです。
自分にとって大切な人や、付き合う上で注意が必要な人を
家族に伝達しておくことです。

お酒飲んだら注意!
お金を貸してはダメ!
何かの時は頼れる人!
とても世話になった人!

普段は口にしなくても、家族が知っておくと役立つ情報は残しておきましょう。
これも立派な相続なんですよ。











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