柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

濃厚医療で苦しまない大往生

2012年09月25日 | 尊厳死宣言とは
マキノ出版から「濃厚医療で苦しまない大往生」という
本が出版されました

「大往生したけりゃ、医療とかかわるな」で
自然死を推奨された、中村仁一先生の話を中心に
自然死を特集した本です

医療の現場からの終末医療の実態や
自然死で家族を看取った経験者の話などが
掲載されてます


高齢者の延命の決定は
家族に託される場合が多いですが
延命処置が何なのかを
知らずして選択している人達もたくさんいます

死を先にのばす延命処置を選択し
十分に納得して見送ったご家族もいます
延命処置を選択したために
苦しまれているご家族もいます

何より大事なのは
選ぶ、拒否する理由を本人や家族が見つけることだと思います

その場の雰囲気で、また他の人に押し切られて
決定してはいけないのだと思います

医学の進歩で、あらゆる病から救われるようになり
その恩恵は言うまでもありませんが

人間として枯れて死んでいく権利もあっていいのでは ?

その為にも、まず延命処置と
自然死を少しでも知ることだと思います

世の中、死に方を論じる時代になったのですね


この本の中で
「老いも若きもお一人さまも、自分のため家族のために残してほしいエンディングノート 」
という記事を、私の取材から載せていただきました

重要な話題の中に入れていただき
有難く思っています


ご興味のある方は、是非お読みください


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