柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

介護状態になったら、、想像することが大事

2023年09月20日 | 終活セミナー

エンディングノートには介護の項目が必ずあります。

元気なうちは自分が介護を受ける姿なんて考えられませんよね。

でも、高齢者の5人に1人、80代では2人に1人は介護が必要になります。

私も足を骨折してから要支援1になり介護のお世話になっています。

もし、あなたが高齢者夫婦、お1人所帯なら介護は具体的に考えておきましょう。

「どこで介護を受けるか」は二の次です。

私が重要視するのは「誰に介護をしてもらえるのか」です。

「大きな病気や怪我で早急に身動きが取れなくなった」場合は別ですが、普通は日常生活の中で「できにくくなった」「することが負担」「できたら人に頼りたい」という状態から介護は始まります。

例えば体調が悪くて病院へ行きたいけど1人では辛い・・・そんな時誰に付添を頼みますか。

更に衰えが進むと、「買い物を定期的に頼めるか」「様子を見に来てくれるか」等、訪ねてもらう回数が増えてきます。

その先に介護申請、介護認定されて、介護制度が受けられますが、その後も家族等のサポートは必要です。

家族と同居していても仕事、学業、子育て中、家族の人数などで介護が無理なこともあります。

もし別居の子供がいて同様で、さらに通う時間や頻度の条件が追加されますよね。

身体的なサポートだけでなく、金銭面の管理や代行、関係各所からの手続きのサポートも必要になります。

私はセミナーで以下のことを伝えています。

 

  • 介護になったら誰に頼めそうか考えてみましょう
  • 現実的に考えてみましょう
  • 具体的に考えてみましょう
  • 介護をしてくれる人の経済源は確保
  • 介護を頼むなら自分の考えを伝えるだけでなく、感謝の気持ちを口にだす。
  • 経済的な負担をさせない
  • 又は死後に介護をした人が報われるようにする

元気な時だからこそ冷静に判断できます。

それからエンディングノートに鉛筆で書きこんでおきましょう!

気持ちが変ったら、書き直せるように!

 

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