エンディングノートには介護の項目が必ずあります。
元気なうちは自分が介護を受ける姿なんて考えられませんよね。
でも、高齢者の5人に1人、80代では2人に1人は介護が必要になります。
私も足を骨折してから要支援1になり介護のお世話になっています。
もし、あなたが高齢者夫婦、お1人所帯なら介護は具体的に考えておきましょう。
「どこで介護を受けるか」は二の次です。
私が重要視するのは「誰に介護をしてもらえるのか」です。
「大きな病気や怪我で早急に身動きが取れなくなった」場合は別ですが、普通は日常生活の中で「できにくくなった」「することが負担」「できたら人に頼りたい」という状態から介護は始まります。
例えば体調が悪くて病院へ行きたいけど1人では辛い・・・そんな時誰に付添を頼みますか。
更に衰えが進むと、「買い物を定期的に頼めるか」「様子を見に来てくれるか」等、訪ねてもらう回数が増えてきます。
その先に介護申請、介護認定されて、介護制度が受けられますが、その後も家族等のサポートは必要です。
家族と同居していても仕事、学業、子育て中、家族の人数などで介護が無理なこともあります。
もし別居の子供がいて同様で、さらに通う時間や頻度の条件が追加されますよね。
身体的なサポートだけでなく、金銭面の管理や代行、関係各所からの手続きのサポートも必要になります。
私はセミナーで以下のことを伝えています。
- 介護になったら誰に頼めそうか考えてみましょう
- 現実的に考えてみましょう
- 具体的に考えてみましょう
- 介護をしてくれる人の経済源は確保
- 介護を頼むなら自分の考えを伝えるだけでなく、感謝の気持ちを口にだす。
- 経済的な負担をさせない
- 又は死後に介護をした人が報われるようにする
元気な時だからこそ冷静に判断できます。
それからエンディングノートに鉛筆で書きこんでおきましょう!
気持ちが変ったら、書き直せるように!
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