柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

リクルートスーツをどう見る?

2012年02月25日 | 世の中
最近は1年中リクルートスーツを着ている人を見かけるようになりましたね
就職難なのが良くわかります

男性は年代問わず社会人も同じ黒っぽいスーツ姿なので
就活中の学生と区別がつかないけど
女性はすぐに分かります

黒のスーツに白いブラウス、肌色ストッキングに
黒のパンプス、黒のバッグ

これって、世界中でも見かけない光景では?

どうして同じ格好がいいのでしょうか?
私には理解できません

就活中の学生は右へ習え!で深くは考えてないでしょうが

不思議なのは採用をする企業側の人達です

短時間の面接で採用を決めるのに、何を基準にしているのでしょうか?

面接の答え方まで取得してくる個性のない学生を、
どう選ぶのでしょうか?

やっぱり個性は邪魔なのでしょうか?
同じ服装をしていないとだめですか?

自分の将来を託す会社に自分を売り込むのに
大人としての範囲で選択する力って必要じゃないでしょうか?

なぜ他の色のスーやバランスのとれた配色で靴やバッグが選べないのでしょう

去年はクールビズで夏の服装がダサイと、男性はかなり批判を浴びましたよね
もしかして
通勤着以外に着る物が選べない先輩を見習えということ?

就職難の学生が自ら服装を変えるのは難しいから
就活にもっと個性を出すように企業が働きかけないと


やっぱり、そんな事、無理かな?

もしかしたら、リクルートスーツを作る側の問題かも
「自分のカラーで就活を!」と新スタイルを売り出したら
学生も企業も
「そんなもんか」「その通りだ」って、すぐ変わるかも


葬儀業界はさらに遅れをとっていて
平気で式典の制服でどこにでも出かけたり
真冬でも薄っぺらいスーツで働く業界ですから

あまり大きな声じゃ言えないんですけど・・・

ルックスもファッションも世界に注目されている若い人が
この就活ルックでいいのだろうか?
心配です


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