柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

年をとるほど女性の意思は固いのです

2009年01月24日 | 世の中
自分の葬儀観とは?

60代の女性に聞いたアンケートが出ていました。

その結果葉

自分の葬儀だから自分の意思を反映させたものにしたい・・・53%
葬儀を執り行う遺族の意思を反映させればよい・・・・・・・29%
余り深く考えていない・・・・・・・・・・・・・・・・・・16%
葬儀は家族だけでなく、親、兄弟の意思喪反映させるべき・・ 2%

これから見ると、自分の葬儀には少なからず希望があるようですね。
アンケートからは「自分の意思」の内容はわかりませんが。

私も何人かの女性から聞いたことがあります。

50代の女性は
「私は家族でだけなんてイヤ。○○ちゃんのお母さんとか○○さんの奥さん
とかで、最後をしたくないの。
1人の人間として今まで関わった人たちにお別れがしたいのよ。
だから、知っている人には知らせて欲しいな。
それから、遺影写真は絶対に決めておく。
一番綺麗に写っている写真を決めておくわ。
この写真が後々まで残るのだから、私そのものよね」

70代の女性は
「今まで、苦労して働いて貯めたお金でしょう。
子供たちにに任せたら、私の葬式にお金を掛ける訳が無い。
もったいないって思うわよ。
でもね、私のお金だから、最後は私に掛けて欲しいのよ。
今まで世話になった人にもちゃんと来て欲しいしね」

たまたまですが
2人ともちゃんとした葬式をして欲しい。という意見でした。

きっと、家族葬が流行っている時代だから
彼女達はあえて希望を主張したのかも知れませんが。

常々、女性のほうが意思表示がハッキリしている人が多いなと感じています。

普段、自分の意見を主張しない人でも、意外と強い意思を持っていて
驚かされることがあります。

そういえば、一時、ご主人のお墓に入るのはイヤと
言うアンケートも話題になりましたね。

でも、実際には同じお墓に入ると思いますが・・・

あなたはどうですか?