柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

独身女性は、自分の最後を考える・・・

2009年01月16日 | 世の中
私のライフワークはエンディングデザインです。

エンディングって「死」のことばかりではありません。

人は否が応でも、年をとりやがて死を迎えます。

でも昨日まで元気で、今日になったら

まるで電池が切れたように、プッと事切れる訳ではないので

そこに到るまでの時間があります。

できれば、楽しく、安心して充実した時間を送りたい。

そのために、役立つ事はなんだろう?

そんな疑問を持っていました。

葬儀の後の遺族の方とのお付合いが、そんな事を考えるキッカケになりました。

私にできる事は、やはり葬儀が絡むことばかりです。

備えあれば憂いなし・・・というじゃありませんか。

そこで、「自分の最後を迎える道筋」をつける方法を考えています。

年をとり、自活が困難になったら、どこに住むのがいいのか?

物事の判断ができなくなる前に、どうすべきなのか?

自分が病気をしたら、誰が見てくれるのか?

自分の財産はどう使うのがいいのか?

死んだ時、誰に世話を焼いてもらうのか?

寺や墓は、本当にいるのか?

家族がいても、自分で決めておきたい人は沢山います。

1人住まいなら、決めておかなくてはなりません。

そんな手伝いをするつもりです。

現在、一般の方に葬儀のセミナーを実施しているのも、その一環です。

こういう老後の問題を相談できる所があるといいですね。

現在は老後の生活問題と葬儀や相続や供養の相談先がバラバラなんですね。

私としては、葬儀社さんがある程度、長ーい目で対応できたらいいのに

と、思っています。

私はそれに近いこと、していたつもりなので

できると思うんですけどね。

そして、こういう問題に一番熱心なのが

独り身の、女性たちなのです。

自分の始末を付けておきたい・・・そう考える人が沢山います。