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柴田典子の終活ブログ「エンディングノート知恵袋」

エンディングデザインコンサルタント柴田典子のブログ。
葬儀に関わらず「賢い老い支度」として終活全般のお話もしています。

ゴミ、ごみ、きれいに生きるの大変

2008年06月29日 | 私の半径100メートル

憧れるのは、片付け上手な人
いいなー

あんまり得意じゃない、わたし

伯母が亡くなって、空き家になった家を片付けに行くのですが・・・
怖いことに、その隣に10年前になくなった伯父の家もある
伯父も1人でした
ここの家系は家族の縁が薄いのかな

伯母は伯父の家もそのままにしていたのです
だから2軒分を片付けてる

片付けても、片付けても、片付かない

どこもかしこも、物(ゴミ)だらけ。

テレビで見る、ゴミ屋敷じゃない
普通の家なんだけど、やっぱりゴミが多い

何年前の石鹸?何で、こんなにトイレットペーパーあるの?
この靴下の量、伯母さん100歳まで生きるつもりだった?

箱が一杯、中身は空っぽ。捨てなさいよ~
大事にくくった中身は過去何十年の領収書
それも、あちこちから

ボストンバッグの中に、ハンドバッグ、その中に手提げ袋
その中に、スーパーのビニール袋、その中身はティッシュペーパー

洋服も、昔の物全部とってある
布団は何組?座布団も同じく、旅館するか!

いや、出来ない
古くて、汚れてたり、擦り切れてるのもある
値札がついたままの毛布や布団もる

捨てると言っても、何があるか判らないから
一応、見ないといけないし

出てきましたよ。埃だらけになって
箪笥の隙間から、仕立てて送られてきた着物や帯が
まだ、梱包さえ解いてない状態で数点

先々代位の写真や手紙
母が見ても「この人誰かしら?」

まるで、映画に出てきそう
面白いけど
大半は「モー、まったく」と言いながらの作業

どうりで疲れが取れないはずです


伯母は生前よく言ってたんです
「私が死んだら、あんたが大変だね。この荷物片付けるのに」

なんで、解ってて、しなかったカナ????

それを言っても無理ですね
伯母が寝込んだときに、一度大量にゴミを捨てたけど
翌日、そのゴミ拾ってきてましたから

とにかく、ゴミは溜めないことです。
今のところ、伯母の家優先で、我家は見ない振りしてます

オー、怖い



元気なおじ様へ、「葬儀」の話し

2008年06月29日 | お葬式
昨日、近所で講演をしてきました。

「サリーマンOB会」という団体からの依頼です。
仕事をリタイアされた方々の会で、定期的に勉強会をされているそうです。

平均年齢73歳くらいで、最高齢者は90歳に近いと伺いました。

講演の題名は「今時の葬儀事情」です。

会場には30分前から、すでに多くの方が集まっており
役員さんの話しによると「うちの会員は皆、勉強熱心で、身を乗り出して
話を聞くんですよ」との事。

本当に、おっしゃる通り
50人以上の参加があり、非常に熱心に2時間の講演を聴かれました。
この年代の方は、いつまでも勤勉なのですね。


私は、コンサルタントとして活動するようになって
すぐに、地域のボランティアとして「街の先生」と言う組織に登録したんです。

私の仕事の役割は、葬儀業界への働きかけだけでなく
一般の方への情報提供も重要だと思ったから。

でも、登録して2年間は何の音沙汰もありませんでした。

やっぱり、体操教室とか、フラダンスとか、書道とかのほうが需要有で
葬儀の話しは、無用なのかな??

今年の春に「サラリーマンOB会」にいた、知人から講演の打診があり
やっと、必要としてくださる人がいた!と大喜びで、お受けしました。

それから、不思議なことに1~2ヶ月の間に4件の講演依頼が入ってきました。


地域ケアプラザが主催するところもあり
葬儀の話しは「初めての試み」だそうです。

たぶん、皆さんの関心は以前からあったのでしょうが
葬儀の話しを聞きましょう・・と声を掲げるには抵抗があったのでしょうね。

でも、この動きには、驚きました。
堰を切ったように、問い合わせが続いたのにはビックリです。

というわけで
昨日は、大先輩の皆さんから大量のエネルギーを受けてきました。