38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

地震と原発、九州と四国。

2016年04月22日 | 農と暮らしの日記
じゃが芋の畑。
右の緑濃いところは男爵で、管理機による土寄せ済み。真ん中のちらほらしてる3列がメイクインの前半でレーキによる中耕済み、左の3列は発芽が始まったばかりのメイクイン後半で、畝の中央部分だけレーキで軽く草抑えの中耕をしたところ。



20(水)、ほぼ終日の晴天。
朝ごはんは、ひじき煮、弁当おかず残りあれこれ。

午前:ズッキーニの畝を小さいレーキと三角ホーで中耕・除草。
昼ごはんは、炒飯(玉子、大根葉、新玉葱、ちりめんじゃこ、アミ)。

午後:里芋をようやく植え付け。
のべ約200mに株間40cmで種芋は約500個。種芋を今年も一部更新する計画だったところ、昨季に県内各地で疫病が発生したこともあってか予約してあった農協では必要量が揃わず、地域の生産者の方に無理をお願いして分けていただいた。今日植えたのはこの種芋で、あと少し、自家採種の芋を後日植える予定。昨年のように仮植えして移植するつもりだったが、そんなばたばたもあって今年は直植え。
夕方、昨日立て直した豌豆の支柱をさらに補強。明日出荷分の野菜を収穫。

晩ごはんは、焼き鳥、レタスサラダ、切干し大根炊いたの。



21(木)、曇り一時雨、のち昼頃から夕方まで雨、のち曇り。
朝ごはんは、鶏とさつま芋炊いたの、切干大根、小松菜ソーセージ炒め。

午前:宅配便セットの荷造り。
昼ごはんは、親鶏と新玉葱の暖かい蕎麦。

午後:強風予報に備えて豌豆支柱のさらなる補強、収穫。
晩ごはんは、豚生姜焼き、親子丼、ポテトサラダ、白味噌のえのき汁。

渚はたぶん「最後の遠足」で坊っちゃん劇場へ。
先日の真と同じく「お遍路さんどうぞ」を観劇し、あいにくの雨天により帰路のバスでお弁当。



22(金)、ほぼ終日の晴天。予報にあった昨夜から未明の強風はほとんどなし。
朝ごはんは、味噌汁、切干大根、ミニミニ親子丼。

午前:荷造り、ズッキーニ2回目の播種(育苗)など。
昼ごはんは、渚の弁当残りのオムライス、新玉葱の塩スープ。

午後:市内配達、火災・地震保険の更改手続き、買い物、机仕事。
晩ごはんは、暖かい蕎麦に若布、レタスサラダにイタリアンパセリ、愛媛・深浦産の鰹刺身(僕はにんにく・塩で)に新玉葱スライス、冷奴に木の芽(葉山椒)。



20日付「東京新聞」の社説は「地震と減災 原発はなぜとまらない」
熊本地震の発生以降、川内原発について論じた主要紙の社説は見る限りこの1本。「国民の多くが抱く素朴な疑問である」と、アンケート調査もたぶんしてないだろうが言い切っていて、だけれど、僕個人としては同感だ。伊方原発にしても、稼働中に比べれば危険性が相対的に低くなっているだけで、地震の専門家が予測できないと言っている今回の地下の動き次第では、大災害の火元となる可能性は大いにある。その可能性をどの程度と見るかの違いが、今回の地震の中で川内や伊方などこの地域の原発を不安に思うかどうかの違いとして現れているのだろう。

熊本でM7.3が発生したのは土曜の未明だった。
その夜から翌朝にかけて九州・四国は暴風雨になり、伊方では秒速30mを超える最大瞬間風速が観測されている。伊方の非常時に海路で大分に渡る避難ルートについては先に行われた訓練でも懸念が現実のものとなり、おそらく今回の地震と暴風雨の重なりに際しても関係者は何らかの図上訓練なりシミュレーションを行っているだろう。受け入れ先に想定されている大分でも地震の影響が出ている中でどのような課題が出てくるのか、報道機関には丁寧に取材してほしいし、我々県民は広く情報を共有して、地元の人々に寄り添う必要があると思う。

<最近の野菜セットの例>
新玉葱(サイズ無分別)、リーフレタス(2~4種)、玉レタス、菜っぱ(小松菜・しろ菜・春菊から1~3種)、豌豆(絹莢・オランダ・スナックから1つ)。
セットによってはほかに、里芋、イタリアほうれん草、青梗菜の菜の花、大根まびき菜、から。
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