38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

強風、熊本は余震続く。

2016年04月19日 | 農と暮らしの日記
16日(土)夜から17日(日)朝にかけての強風で、豌豆の支柱が3列とも崩壊。
現場を見た感じでは、いちばん東の列のが東風で飛ばされ、真ん中と西の2列はそれに巻き込まれたのではないだろうか。何度も書いているようにこの畑は西風が強く、基本的には西風を想定した風対策をしているが、強風で被害が出るときは東風のことも多いので、この豌豆もそれを頭に入れて西側につっかい棒を入れておいたのだけど、十分ではなかったようだ。

すぐ隣の新居浜市では最大瞬間風速が30mを超えたらしい。
うちの畑では豌豆の支柱のほかに、寒冷紗や不織布もたくさん飛んだ。木杭を打っていても、それが抜けて何十メートルも飛んでいる。ともかく、畑の外に飛び出すことがなかったのは幸い。電線や鉄道の架線に引っかかったり、走行中の車のフロントガラスに覆いかぶさったりしたら大変だ。



3日分まとめて記入。

日曜、未明まで雨、のち曇りで午後晴れ。昼頃まで強風。
気温が上がり、おそらく25℃以上。

午前:畑の見回り、風で飛んだあれこれのとりあえずの片付け。
9時半から消防の山林火災予防マイク放送。
朝昼兼ねたごはんは、うどん、昨晩のかさご煮付け。

午後:畑で寒冷紗や不織布の張り直しや回収。
強風で昨晩の雨がもう乾いてきたのでトラクタであちこち耕耘。
晩ごはんは、筍と鶏の炊いたの、ポテトサラダ、小松菜おひたし。



月曜、曇り時々晴れ、午後は晴れ。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、ツナマヨなど。

午前:収穫、荷造り。
昼ごはんは、筍ごはん、レタスサラダ、弁当おかず残りあれこれ。

午後:市内配達、収穫、夜は農協青壮年部会の役員会。
晩ごはんは、ハヤシライス、レタスサラダ、筍と鰹節の炊いたの。



火曜、晴れ、午後はやや曇り。
朝ごはんは、えのきと揚げの味噌汁、筍と鰹節の炊いたの、玉子焼き。

午前:荷造り、新居浜方面の配達。
昼ごはんは、ルッコラと秋刀魚缶詰(非常食入れ替え)、おにぎり。

午後:薫とふたりで豌豆の支柱の立て直し。メイクインの手除草、葱苗の草とり。
夜は健全育成協議会の総会。
晩ごはんは、半田素麺のにゅうめん、ひじき煮、小松菜と豚炒め。



熊本の地震はなお強い余震が続いている。
今回の震災では避難所の問題が大きく焦点化されている。とりあえず命は助かった方々が、しかしなお続く余震の影響やそれに対する不安、ライフラインの途絶から日常生活に戻ることができずにいる。阪神淡路とも東日本とも異なる震災のようすから、いま自分が暮らすこの土地で、どのような地震が起きればどのような被害が起き、また避難所などその後しばらくの地域の日常がどのような形になるのか、多岐に枝分かれする「震災後」の姿を、「震災前」にきめこまかく想像することが大切なのだろう。それによって結果的に、真に支援の必要なところに限られた資源を効果的に集中し、「減災」につなげることができるのだろう。
コメント
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