38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

里芋まずまず、オクラも発芽。

2014年05月17日 | 農と暮らしの日記
不織布の下で生育中の里芋。
里芋に黒マルチを使ったのは就農直後の2年ほどで、以降は前年の稲藁や枯れ草を被せて初期の草を抑えていたのだけれど、その手間も大変で、昨年からは「移植」栽培にすることで草との時間差を図ることにし、これはある程度うまくいったように思う。ただ、移植による活着の時間ロスが新たに発生するとともに、マルチの保温効果がないことによる生育の遅さは解決できず、そこで今年は移植直後から不織布をべた掛けして保温を図ることにしてみた。

不織布なしの比較区を設けていないので、効果は不明。
それと、里芋の芽は剣の先のようにとがって出てくるので、不織布に突き刺さる感じになるし、そこから展開する若葉はデリケートで、不織布に触れることで焼けるようになっている様子もあり、多少のダメージを与えている気がする(この写真は撮影のために手で不織布を少し持ち上げている状態)。
仮にねらい通りの保温効果があるとしても上出来とはいえないけれど、しばらく様子を見ることにしよう。



土曜、晴れ。
朝:5時頃から荷造り。
6時半頃から朝食、昨晩の小松菜ちゃんぷるの残りなどで簡単に。

午前:7時過ぎにフジグラン西条に出荷。
畑に出て追加の収穫、荷造り。育苗温室の水やりなどしてから少し机仕事。
昼ごはんは、レタスたっぷりの炒飯。昨日のキャベツ炒飯と同じく、レタス炒めにごはんを混ぜた感じで。3人前で小ぶりのレタスほとんど1個使用。

午後:机仕事の続きを少ししてから畑に出て収穫。畑のあちこち片付けなど。
19時過ぎに帰宅。
晩ごはんは、オランダ莢豌豆と空豆のてんぷら、ヤズの刺身と新玉葱スライス、レタスあれこれのサラダ。



オクラの芽が出始めた。
オクラは皮が固く、園芸書などには「種を一昼夜水に浸してから播く」などと書かれていて、就農した当初はその通りにしたり、播種後に毎日水やりしたりしていたが、何年目だったか、袋から出した種をそのまま播いて、雨待ちで水もやらずに放っておいたら、やがて一斉に発芽した。それ以来、幸いその時期に全く雨が降らないということもなかったおかげもあって、ほぼ「播きっ放し」で問題なく生育している。

今年は先週の水曜とその後の日曜に分けて播いた。
その後、月曜と水曜に雨が降り、播いた日にかかわらず昨日あたりから芽が出始めた。
手間をかけずに野菜の生育がひとつ進んでくれると、本当にありがたい。

コメント
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