38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

寒気襲来、台風も接近。

2010年10月27日 | 農と暮らしの日記
秋植えのじゃが芋もぐんぐん生育中。
「発芽がほぼ揃った」という写真を載せたのが1か月前だから、秋作は本当に速い。9月上旬に種芋を植え付け、もう花が咲き始めているけれど、地中にはまだおそらく芋の姿はほとんどないはず。それでもあとひと月、11月下旬になれば試し掘りが始まり、12月上旬には収穫が最盛期になる。すでに収穫が始まっている里芋、さつま芋と合わせて3種類が在庫に揃えば、冬の野菜セット出荷には大いなる安心感がある。そしてもちろん、わが家の食卓にとっても。



水曜、セット出荷はなし。
予報通りの寒い朝で、1982mの石鎚山やそれに連なる笹ヶ峰など当地の高山は軒並み雪化粧して朝を迎えた。家の外の温度計も今朝は10℃ほど。日中も気温が上がらず、家の中も終日20℃を切っており、薫はホットカーペットを出した。例年よりかなり早い登場である。

午前:スーパー出荷、種屋さんで買い物。空豆(一寸蚕豆)の播種。
空豆は昨年に続いて不耕起栽培。まだ茄子や唐辛子類がある畝の草をざっと刈り、30cmに1粒を浅く埋め込んで完了。草が霜よけ、鳥よけになる。

午後:机しごと。夕方、渚と畑に行き、例年通り「ゆうき生協」に出荷する予定の紫芋の試し掘り。
思ったより大きいけれど、まだまだなので降霜ぎりぎりまで置いておくことになりそう。

夜:19時半から、その「ゆうき生協」の西条地区会・運営委員会。
……の予定。これからそれに出かけるのだけど、今日はブログを先に書いてしまいました。日が暮れるのが早く、畑しごとも少しずつゆっくりペースになってきた。



台風14号は週末に四国に接近または上陸の見込み。
現在955hpで発達中のようすで、しかも久しぶりに九州、四国、近畿地方の太平洋側をなめるように進む進路予想なので厳重警戒だ。夏と違って風に弱い作物は畑にほとんどないけれど、根ものは大雨による浸水がこわいし、葉ものも強風で傷むおそれはある。雨はすでにたっぷり降っているから、いずれにしても軽く通り過ぎてくれることを祈るのみ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする