38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

晴れても、乾かぬ畑。

2010年10月02日 | 農と暮らしの日記
小松菜とほうれん草の発芽が揃ったので、初めての中耕・除草。
小松菜はちょっと種が多く落ち過ぎているので恥ずかしいけど、早めに「まびき菜」で出荷してしまおう。一昨日の写真の「ほうれん草」の隣に小松菜がある。画面左上がそのほうれん草。

写真は小松菜の中耕の途中。
4条播きしてあるところの条間を鍬などでさくさくと軽く耕す。左右の条の外側も含めて条間は5列、写真はそのうちの2列が済んだところで、表面に出てきた草を浮かせるとともに土の中に空気を入れ、しかも小松菜の株もとに土をちょっと寄せてやるという作業。草の出方や土の湿り具合、その他によってこの「さくさく」と耕すための道具を変えることになる。

今日はまだ土がかなり湿っていたので、いつもの三角ホーは却下。
土が乾いていれば三角ホーでマーガリンを削るようにするのだけれど、今日は熊手に長い柄がついたようなのを使い、べとついた土の表面をひっかくようにして。本当は爪の部分がもっと細くて10本くらい密に並んでいるようなのがあれば使いやすそう。いつかは自作しないとダメだろう。

それにしても畑が乾かない。
1週間とちょっと前までは畑が乾いて乾いて朝夕の水やりに追われてどうしようもないという感じだったのが、季節の移り変わりというのは本当に大きな力だと実感する。



土曜、セットなし、予報通り曇り時々晴れ。今日は25℃を超えたようす。
午前:上記のほうれん草のほか、じゃが芋も中耕・除草・土寄せ。
午後:その続きをひと区切りつけたあと、畑の育苗床に水菜、高菜、春菊の種播き。薫はほぼ終日、9月播き人参の除草。明日はまた雨の予報なので。



昨日、阪神の秋山拓巳投手(西条高)は打たれて敗戦。
この一戦で中日の優勝が決まった。秋山は初登板で敗戦のあと4連勝だったが、チームの命運がかかった試合で本領を発揮できなかった。どれほど悔しいか、まったく計り知れない。しかし確かなのは、そういう場面に立つ機会を得られる選手は、ごく限られているということだ。ましてや秋山は今年のルーキー、まだ19歳。そして、まだ戦いは終わっていない。
コメント
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