38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

絹さや、セット入り。

2009年04月13日 | 農と暮らしの日記
ほぼ収穫、出荷が終わった春播き、トンネルの小松菜。
小松菜はずっと根を地際で鎌で刈って収穫してきたのだが、このトンネル内は土が柔らかく、隣の株にあまり影響を与えない感じで引き抜けたので、途中からこんなふうに根付きでとり、そのままの姿で野菜セットに入れた。

スーパーなどでも小松菜は根付きが一般的なようだ。
野菜の参考書などには「鮮度が落ちやすいので根つきで」と書いてある。うちは、ほうれん草は地面の深め(2~3cm)に鎌を入れて赤い根の部分をつけるようにしてきたけれど、スーパーのほうれん草は逆に根を地際でスパッと切ってあるものが多い。せっかく甘いのにもったいないなぁと思って見ていたが、小松菜はこの根の部分を食べるわけでもなく、鮮度の面で小松菜とほうれん草にそれほど違いがあるのか、よくわからない。どうですか?



月曜、今日も晴れ、そして高温。
しかし、今夜か明日未明からは雨の予報が出ている。
朝:6時過ぎからセットの準備、ごはん。
午前:セットづくり、追加の収穫、12時から氷見・小松方面と市街の配達。13時半戻り。
午後:ズッキーニをまた少し定植。
昨日は上記の小松菜と蕪のあるトンネルに収穫併行で植えたが、今日はその隣りの列、今度はトンネルなしだけど、収穫中のほうれん草の畝に植えた。最後の追肥がちょっと遅くてまだ肥効がだいぶん残っていそうなことと、この畑にはブロッコリィがあって、そちらは脇芽もとっていると6月中くらいは畑の片づけができないので、そのときに同時に畑を片付けることができるように、間にもうひと作、早めのズッキーニを入れることにした次第。

こちらは昨日の“居抜き”とはちょっと時期がずれている。
まだ先の「居酒屋ほうれん草」が“営業中”なのに次の「トラットリア・ズッキーニ」が開店準備を始めたわけだ。ほうれん草はかなり迷惑だろう。しかし、ほうれん草の収穫が完全に終わるのを待ってトラクタを入れて……とやっていると、その余裕がないので、またまたの「収穫併行」植え付け。ただし、こちらはトンネルがないので、株ごとに簡単なキャップをしてやる予定。



夕方、人参と葱苗の種を少し播く。
ずっと続く乾燥で、先に播いたものの発芽がかなり遅く、最悪の場合は使い物にならない可能性があるので、雨を前に追い播き。日没前後に明朝出荷ぶんの収穫、最後に、畑のトンネル類を全面開放。夜の雨を畝全体で受け止めるため。雨量がさほど多くなさそうなので畝間に降った雨を吸い上げるだけでは足りなそうだし、幸い、明け方の最低気温は10℃をかなり上回りそうなので。



<本日の野菜セット>例
人参、太葱(トウ立ちのため値引き)、春大根、中かぶ、ほうれん草、まんば、絹さや、など。
*絹さやがこの春初めてセット入り。昨年より一週間ほど早い。晩生の太葱のトウ立ちも予想外の早さ。4月いっぱいは定価で出せる状態だと思ったのだけれど。
いずれも、連日の20℃超えの影響だろうか。
コメント
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