38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

じゃが芋、芽も草も。

2009年04月11日 | 農と暮らしの日記
2月中旬に植えたじゃが芋の発芽が、ようやくほぼ揃った。
暖かかったこの早春だけれど、男爵の芽が一斉に出た翌朝に霜が降りて文字通り“出直し”となったのを含めて、全体的に例年より発芽に時間がかかった気がする。写真はその男爵(と、一部はキタアカリ)。“出直し”たぶん、草は霜にも負けることなく順調に生育して、ご覧の通り、もはや除草待ったなしの雰囲気だ。

今年の除草は「株まわり」に重点を置く。
昨年わりとうまく初期除草ができたつもりだったのが、成育が進むにつれていつの間にかじゃが芋の葉が草に入れ替わっていてびっくり……ということがあり、収穫のときもこれが邪魔になって手間がかかった。そこで、条間の草が目立つけれど、そちらはどのみち管理機で一気に混ぜっ返してしまうわけだから、それを急がず、それよりも株まわりの小さな草を手除草で地道にとっていくことを優先する方針。芽の出ている周囲を約30cm幅に草削りを入れていき、株まわりをすっきりさせる。そのうえで、左右は管理機で中耕・除草、そして土寄せするという流れだ。



この春のじゃが芋は3段階。
1.写真の2月中旬植え。メイクイン、男爵、それとキタアカリを少し。
2.3月上旬植え。メイクイン中心、他に赤っぽいのを少し。
3.3月下旬植え。上記以外の3品種を少しずつ。
1は畝立てせず足で覆土。2と3は管理機で立てた畝に植えて手で覆土。
以上で種芋が計約100kg、総延長が約1000m。ということは約1反。



土曜、これで1週間続きの晴天、高温。
朝6時起き、渚、真はバレーの春季大会で薫も手伝い。
午前中、ハウス、トンネルを開けて水やり、絹さやとスナックエンドウにようやく支柱立て、網張りを半分ほど。写真の畑のじゃが芋の手除草少し。ブロッコリィ、キャベツなどの中耕除草(三角ホー)。
午後:近所の方が釣果のチヌをくださったので、下拵え。今夜の刺身、明日の醤油漬けと煮付け、あさってのオイル焼き用。1尾は姿のまま冷凍。
夕方:エンドウ類の支柱続きとハウス、トンネルの仕舞い。
夜:18時半から地元の農業者の集まりで夜桜の花見(秋都庵)。21時ごろ帰宅。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする