晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

スイスの山と鉄道の旅日記(10)

2007-10-07 08:41:46 | 海外旅行
8月30日(木)シャモニー

    
天候が気になるので朝7時ホテルの部屋からロープウエイが動いているかどうか確かめた。
動いているようなのでに散歩をかねてエギュ・ド・ミディ展望台行きのロープウエイの乗り場まで行ってみた。
ロープウエイの乗り場のすぐ前にお土産店があり店を開けているところだった。
そこで絵を描いて売っている婦人が「おはようございます」と挨拶してきたので日本人と見て片言で挨拶してきたのだと思い「おはようございます」と片言で挨拶したら流暢な日本語で話しかけてきた。
「ロープウエイは動いているが上へ行ってもほとんど景色は見えないだろう、さらにその上のロープウエイは動いていない」。
「モンブランを見に行くのだ」といったら「今日午前中は無理だろう」。
「昼からは少し良くなるだろうが明日の方がもっと良くなるだろう」と言う。
見事な日本語だ。
「毎日ロープウエイの下で天気を見ている人が言うのだから一番確かだろう」といってホテルへ引き返した。




朝の食事中に添乗員がロープウエイの乗り場まで確認しに行ったがやはり午前中は無理と言うことで自由行動になった。
添乗員が希望者をモンタンヴェール展望台へ案内するというので行くことにした。
昨日夕方雨の中を歩いて見に行った登山電車に乗るのだ。










登山電車で約20分、終点に到着。




そこから数分ロープウエイで降りる。


目の前にメール・ド・グラス(氷の海)と呼ばれる大氷河、その奥にグランドジョラス、氷のトンネルを散策して登山電車の乗り場まで戻った。


ほかには見る景色も無いので登山電車でシャモニーへ戻ることにした。





一番前の座席が空いていたのでそこに陣取った。
反対側に日本人らしい若者が二人いたのでら声をかけたら大学4回生。就職も決まって旅行に来ている、ドイツからスイスに入り私達と反対周りでスイスを回りあとオーストリア、ポーランド、チェコ、ハンガリーと約1ト月旅行を続けるそうだ。


シャモニヘ戻ってレストランで昼食。
サラダ、ローストポークとポテトグラタン、エクレア相変わらず質素な食事だ。


午後になっても「空中散歩」のロープウエイは運休。
明日の朝、最後のチャンスを待つしかない。
することがないので町の中をあちこち歩いた、これはCasino。


これはホテル「リッチモンド」暇に任せて写真を撮った。


これは「ラコステの店」、ブダペストやウイーンでもラコステやDAKSの店を見つけると写真を撮ってしまう。
会社を辞めても会社人間なのが寂しい。


雨が降ってきたのでこのカフエで雨宿りした。
そこへさっきの大学生2人も雨宿りで入ってきた。
声をかけると隣の席へ来たのでまた話をした。
「君たちドイツ語は話せるのか」と聞いたら英語は話せるので手を使って「あっちこっちぐらいは通じる」と言う。
しかし一番困るのはレストランのメニューだと言う、字は読めてもどんな料理なのかわからないのが困る。
1ケ月も旅行するにはどこかの旅行会社に頼んだのかと聞いたら、全て手づくり、1人がスイスのホテルを(スイスの宿泊を専門に扱うインターネット会社があるらしい)、も一人はほかの国のホテルを全てインターネットで検索し条件の合ったところへ予約を入れカード番号をインプットすれば予約が出来るらしい。
モンブランを見に行くのかと聞いたら「もう一日頑張ってみます」と言った。
私達はコーヒーを飲んでいたが彼等はウインナーコーヒーにブランデーを入れて飲んでいた、結構リッチな旅をしていると思ったが私も学生時代、粋がってウィンナーコーヒーを飲んでいたのを思い出した。


スーパーでSuper Dryを売っていたのでツアーの連中で買い占めてしまった。
他にすることがないのでスーパーにはいって魚の写真を撮ったり・・・


踏み切りでモンブラン急行の電車の写真を撮ったりして時間をつぶした。


今夜の夕食は日本料理「さつき」という店で観光案内の本などではとても美味しい日本食を出してくれると書いてあったので期待して行った。
鮭の塩焼き、天ぷら、酢の物、漬物、味噌汁、ごはん(お代わりできる)。
店主は日本人なのか中国人なのか、ビールはスイスの白ビール、追加料金を払えば冷ヤッコや美味しい漬物、納豆などもあるがなんか金儲けしようとしているのが見え見えで期待はずれであった。
こんなところで美味しい日本食を食べようというのが間違いだとは思うがもうチョットましなメニューにして欲しい。
一昨年ウイーンの「天満屋」で食べた昼食は刺身がついてアサヒビール(5ユーロぐらいだったかな)が飲めて美味しかった。
ホテルへ戻って明日の晴天を祈り照る照る坊主を吊るしてスーパーで買ったスーパードライを飲んで寝た。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« スイスの山と電車の旅日記(... | トップ | スイスの山と鉄道の旅日記(9) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

海外旅行」カテゴリの最新記事