晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

スイスの山と鉄道の旅日記(9)

2007-10-07 08:42:07 | 海外旅行
8月29日(水) ツェルマット → シャモニー


朝からあいにくの雨、昨日まで見えていたマッターホルンはまったく見えない。
スーツケースもあるのでホテルから駅まで電気タクシーに乗った。1人SF3.0(
300円)だ。
駅前にある「WEGA」というお土産屋は日本人が経営者だそうだ。



ガソリンを使うバスはツェルマッドで入ってこれないので約10分電車に乗ってテーシュ駅まで行く。




スーツケースは自分でカートに載せて専用車まで運ぶ。


この電車はツェルマットーテーシュ間だけの路線でここで降りて自動車に乗り換えるのだ。
駅には広い大きな駐車場があり沢山の自動車が駐車していた。
私達もここで専用のバスに乗り込んだ。



雨の中バスは氷河特急で走ったマッター谷、ローヌ川に沿って続くローヌ渓谷をドライブ、サンタクロース発生の地セントクラウスを通ってシオンの町へ。

  
   シオン市役所。                               シオンのゴミ収集車、ベンツだ。


市庁舎の横からゴミ収集車がギリギリ通れる急で狭い坂道を登り双子の丘が聳えるのが見える広場に出た。
二つの丘の上にはトゥールビヨン城とヴァレール教会が建っていた。

     
雨も止みそうにないので丘へ上るのはやめて旧市街にある大聖堂に入った。



市内のレストラン(ドゥ・ローヌ)で昼食(ミモザサラダ、チキンノグリル、スイス国旗のアイス)スイスの食事は大体が粗食(旅行代金と関係なく)サラダなどは葉っぱをきざんだだけのようなのもあり鳥の餌だなどと言いながら食べていた。


昼食後バスはブドウ畑に囲まれたマルティニの町を眼下に曲がりくねった山道を上って行く。


峠を越えるとスイスとフランスの国境、パスポートのチェックもなしにフランス入国。(この写真は帰りに撮ったもの)

   
第1回冬季オリンピックが開かれた町シャモニーに到着。     市内の「ホテルプリウレ」に入った。


このホテルの5階に2連泊する。

  
部屋もロッジ風で気に入った。                   綺麗に晴れればこの窓からモンブランが見える。



街中へ出てみようと思ったが雨が止まないので電車を見に行くことにした。
地図を見ながらシャモニー駅があると思われる方へ傘を差しながら歩いた。

 
車庫の中にたくさんの電車が止まっている。
車体にモンタンヴェールと書いてある。
モンタンヴェール展望台へ行く登山電車だ。



登山電車の駅を出て陸橋を渡ったところにシャモニー駅があった。
ロータリーがあって観光街の突き当たりになる。




ホームへ入ってみた。
ここからはフランスの各地へ行けるがダイヤを見ると1時間に1本ぐらいでローカル線である。




ホームに入ってきたのはモン・ブラン急行、モンタンヴェールからシャモニー・モン・ブランを通り
ル・シャトラール・フロンティエールでスイスに入りマルティニまで続いている。
車体にヴァレー州のシンボルマーク「星」をちりばめた新型車両で天窓もあるパノラマカーである。
モン・ブラン急行には架線が張られていない区間があり2本のレールの外側の3本目のレールから電気を取っている。
雪崩や落石の被害を避けるための方式で、ここシャモニー・モンブランでは架線が張られていない。



少し晴れてきた、明日はモンブランを見ることができるだろうか。街中のスーパーを覗いたり散策した。
夕食はホテルのレストラン、トマトサラダ、白身魚の料理、デザート。
今日は山を見る予定が無かったので雨でも良かったが明日はいよいよモンブランでの空中散歩、晴れることを祈りつつ寝た。
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