晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

美しく青きドナウの船旅(5)

2008-11-16 09:47:53 | 海外旅行

11月12日(土) 曇り
6時起床、船は昨晩のうちにエステルゴムに入港、停泊中であった。
エステルゴムはハンガリーカトリック教会の総本山で西暦972年に完成した城でハンガリー初代国王、建国の父イシュトバン大王が生まれたところだ。
7時15分上甲板に行くと私達のグループの数人が体操を始めていたが、音楽がないとスムーズに体操ができないというので私の持ってきたNHKラジオ体操のテープを流すと皆大喜び、全員一致で明日からここでラジオ体操をすることに決めた。
7時30分から朝食、席は昨日の中澤さんと同じテーブルになった。


9時過ぎ各グループに分かれてバスでエステルゴム観光。
まず街のシンボル丘の上に聳え立つ19世紀に古典様式で改築されたエステルゴム大聖堂へ行く。

  
聖堂内には1枚のキャンバス地に描かれた祭壇画としては世界最大のものが掛けられている。
昨日のマーチャーシュ教会と同じく高い立派なドームと祭壇、宗教画、パイプオルガンそれぞれ歴史に絡んだ物語がある。


次に夏には避暑地、観光地になる村を通って山の上までバスで登る。
ここがドナウ川が南に流れを変える曲がり角ドナウベント 。


天候は雨ではないが霧がかかったような状態で少し寒い。


ドナウベントを見下ろすヴィシェグラード要塞。


その昔絢爛豪華な生活に馴れたローマ教皇の大使が「この世の天国」と云った処だが、オスマントルコに破壊され土中に埋められていた部屋数350室、3階建てのマーチャーシュ王の大宮殿が15メートルの土の下から現れたもので今でも崩れ落ちそうな岩盤を利用した要塞の中には狩の獲物や賑やかな食事の場面、王の前での決闘、拷問(火あぶり、車回し、首吊りなど)の場面を人形を使って再現している。


ギロチン台。


マーチャーシュ王の王冠。        イタリア軍が 上陸した時の国旗掲揚台。

今日の観光は午前中で終わり。
12時過ぎ船に戻り昼食。
(前菜)七面鳥の燻製(スープ)ズッキーニのスープ、ドイツ風クルトン入り(メイン料理)”鶏もも肉のロースト”ピーナッツバターソースを掛けて、野菜とフライドライス添え、かみさんは”カレイのフィレグルノーブルスタイル”レモン風味のバターソースを掛けて、ニンジンとポテト添え、(デザート)バナナのアイスクリーム、かみさんはストローベリーのティラミス、ベイリー酒ソースを掛けて。
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