晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

美しく青きドナウの船旅(4)

2008-11-16 09:48:16 | 海外旅行

11月11日 晴
王宮の丘からバスに乗り鎖橋を渡ってルーズベルト広場を見ながら国会議事堂の横を通り昼食予定のビアホールレストランへ。
昼食は野菜スープと魚のフリッター、ポテトサラダ、ケーキ。
食事のあとこれからはトイレが有料になると聞き皆一斉にトイレへ。
店を出ると先刻降りたバスがそのまま停まっておりその横に運転手でもないハンチングをかぶった男がいる。
見ていると前を通るバスの運転手などに声を掛けたりしている。
どうやらこのビアホールへ入る団体バスの場所取りをしているらしい。  


再びバスに戻りオペラハウスを見ながらいろんな芸術家の銅像が立ち並ぶ直線道路を4kmほど走るとその正面が英雄広場。
ハンガリー人の祖先マジャール人が西暦896年に建国したのを記念して建てられた35mの千年記念塔、その先端にはローマ教皇の夢の中に現れイシュトバーンを国王に指名した大天使ガブリエルの像がある。
塔の両脇の柱の間にはハンガリーの著名な国王、芸術家の彫像が並んでいる。


英雄広場の周りには近代美術館、西洋美術館があり芸術広場でもある。
その広場で中国人のカップルが結婚式をしていた。


エキゾチックな外観のブタペスト西駅。
ここからはルーマニアやスロヴァキア方面への国際列車も出ている。
パリのエッフェル塔で有名な建築家、ギュスターブ・エッフェル達によって建設された。
「西駅」の駅舎はマクドの世界で一番豪華で大きい店舗になっている。


バスで「西駅」の横を通ってイシュトバン大聖堂へ向かう。
ベスト地区には「東駅」からウイーン西駅へ高速鉄道が出ており、他に「南駅」がある。

  

  
イシュトバン大聖堂の中を見学。
初代ハンガリー国王イシュトバーンはハンガリー国内にキリスト教を広めたため死後聖人として聖堂内に聖遺体として葬られている。

  


ドナウ川に架かるも一つの橋エリザベート橋を渡ってペスト地区を一周、ヴァーツイ通りでバスを降りた。

  

  
セレナーデ号に乗船するまで約1時間ヴァーツイ通りの繁華街を散策。
マークスアンドスペンサーの店もある。


4時過ぎ鎖橋に戻っていよいよ乗船だ。


これがこれから8日間乗船する「セレナーデ号」1,500㌧だ。
部屋は3階の302号室、部屋に入ってスーツケースを空け中の荷物をロッカーや箪笥に仕舞っている間に船は早くも出港。
周りは既に真っ暗、すぐに鎖橋の下を通るのでカメラを持って甲板に走る。

 

綺麗にライトアップされていて素晴らしい。
急いでパシャパシャシャッターを切る。




暗いのでバッチリ撮るつもりで三脚を付けて撮ったのが大失敗、船は動いているのでエンジンの振動があることを忘れていた。

写真を撮り終えて部屋に戻り夕食前に風呂に入ろうと思いバスタブに湯張りを始めたが出てくるのは水ばかり。
この船には3階、2階、1階に38のツインルームがあり各部屋に風呂とシャワーが付いている。
乗船した人が一斉に風呂に入ろうとしたため給湯が間に合わず各部屋に水に近いものしか出なかった。
風呂を諦め7時から2階のレストランで初めての夕食に出かけた。
同じテーブルで九州大宰府から来た中澤さん夫妻と一緒になった。
海外旅行を100回以上経験しているそうだ。
旦那さんは昭和4年生まれ、私より8歳年上、奥さんは70歳くらいらしいが小柄なので若く見える。
この後いろいろ行動が一緒になるとは思ってもいなかった。
8時過ぎ部屋に戻り一番気になっていたパソコンの試運転を始める。
重い思いをして持ってきた変圧器も支障なし。
デジカメで写した90枚ほどの写真を無事パソコンに移せた。
あとメモリーカードの写真を全て消去して明日は0からスタートできるように準備した。
安心して風呂に入り10時前就寝。
船は次の寄港地エステルゴムに向けて航行中。
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