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今年はタケノコをよく食べた。
3月から5月の初めまで毎日食べた。
桜の花が早咲きしたのと同じように、タケノコがス-パ-の店頭に並んだのも早かった。
全体に小ぶりで、でかいタケノコは見かけなかった。
かみさんはあまり食べないが、小ぶりなら鍋にも入るので黙って調理してくれた。
ス-パ-の店頭でも見かけなくなったので食べに出かけることにした。
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「タケノコを食す」というツア-があったので参加した。
かみさんも誘ったが、以前松茸ツア-でこりごりしたと不参加。
京都大徳寺の山内にある老舗料亭「泉仙」。
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出てきたお膳。
亀甲器の中には、筍入り白酢和え・梅日の出揚げ・筍寿司・
笹饅頭・粟麩木の芽味噌田楽・法蓮草筍姫皮和え・木耳・胡麻豆腐。
筍の煮物・飛竜頭・花麩・湯葉・絹さや
筍と椎茸の天麩羅
筍御飯・若竹汁・漬物
も少し変わったものが出るかと思っていたがありきたりだった。
我が家のメニュ-では木の芽おろしと烏賊の白味噌和え、若竹の梅干し和えなどがある。
あまり期待していなかったが、まあこんなものだろう。
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大徳寺の山内を通って泉仙へ向かう途中に、大友宗麟公の創建された瑞峰院の前を通った。
今年大友二階崩れで読んだので帰途立ち寄ってみた。
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茶室や庭園を廻ったが、方丈前の庭園が気に入った。
瑞峰をテ-マにした庭園で「独坐庭」と名がついています。
この枯山水は、峩々たる蓬莱山の山岳から半島になり大海に絶え間なく荒波に、
打ち寄せ、もまれながらも悠々と独坐している大自然の活動を現しています。
思いがけなく素晴らしい景色に出会い、満足して次に向かった。