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今月カミサン宛に年金特別便が来た。
開けてみると何回かに分かれて年金加入期間がプリントしてある。
通算した期間は25年を越えている。
年金がもらえる資格があることは確認できた。
しかしそれは私と結婚してからの期間だ、その前はどうなっていたのかカミサンは余り覚えていない。
学校を出てから2年ほど勤めていた、その間は厚生年金に入っていたが退社する時に2年間の年金を受け取っているという、それならその分はもらえない。
勤めを辞めてから数年間は親父さんの仕事を手伝っていた、フリーターだ、当然厚生年金には入っていない。
10年ほど前、カミサンの母親が亡くなったとき誰のか覚えていないが年金手帳があったのを思い出した。
急いであちこちの書類を引っ張り出してみたら・・・
あった! カミサン名義の国民年金手帳が出てきた。
カミサンがフリーターの間母親が国民年金を払っていたのだろう。
なぜこんな簡単な記録が抜けているのだろう、婚姻届もすぐに出しているのだから結婚前の役所には当然連絡が行っている筈だ。
これなら結婚して名前の変わった女性の結婚前の記録は全て抜けているのではないだろうか。
カミサンの場合は国民年金手帳が出てきたから分ったがそれが出てこなかったらその期間は保険料は払っていないまま回答してしまっただろう。
今でこそ社会保険庁は出鱈目なところだと広く知れ渡っているが以前はお上は絶対だと信じていた、届けをキチンと出せば正確に処理してくれていると信じていたのだ。
5,000万人もの年金が行方不明と聞いた時はそんなバカなと思ったが日本人1.2億人の半分以上は女性だ、結婚したら、名前が変わったらそのまま放ったらかしになっているのならそれくらいの行方不明はあり得るだろう。
全て役所の怠慢、サボタージュでしかない。
この間の総裁選届出者に対する質問で年金問題は何時までに完全解決できるかとの問いかけに1年とか3年とか勝手なことを言っていたが永遠に完全解決は出来ないだろう。